いじめ・仲間はずれの保護者対応は学校チームで!
日頃から相手に共感し、信頼関係を築こうとしているか? それが保護者対応の際、トラブルに発展してしまうかどうかの分かれ道。今回は、「いじめにあっている」と訴えがあった事例の対応例の紹介です。
監修・東京都公立小学校校長・井口修
目次
1 管理職にすぐに報告

先生・学校側の対応
①いじめの相談は、担任の先生一人で対応しようとせず、必ず学年主任や生活指導主任、管理職にすぐに報告、相談。
保護者の気持ち
「深刻な状況を分かってほしい。すぐに対処してもらいたい」と悲痛な思いで訴えている。
2 チームで事実確認

先生・学校側の対応
学校として真摯に対応する考えを保護者に伝えることで、少しでも保護者の緊張・悲痛な思いを和らげる。そのうえで、すぐにチームで事実確認から始める。
保護者の気持ち
「受け止めてもらえた」と少し希望が見えてきた思い。