あいさつー基本的な生活習慣を養う 学級活動⑵実践紹介

「ア 基本的な生活習慣の形成」のなかの「あいさつ」について、指導略案とともに具体的な指導例を紹介します。

執筆/東京都県公立小学校主任教諭・佐藤あすか
実践協力/同校教諭・宮澤さやか 

イラストAC

学級活動(2)で指導する内容とは?

「子供たちのあいさつが少ない……」、そんなふうに悩んだときにはぜひおすすめです。

学級活動(2)「日常の生活や学習への適応と自己の成長及び健康安全」では、学活やその他の時間を使って、次のような内容を指導することになっています。

授業までに行う準備

  1. 「あいさつ」についての子供たちへの簡単なアンケート結果をまとめておく。
    ①友達にあいさつをしているか。
    ②ほかの学年の先生にあいさつしているか。
    ③主事さんや事務室の方、配膳員さんにあいさつしているか。 など
    ※棒グラフや円グラフにしておくと視覚的に分かりやすいです。
  2. 「あいさつパワーアップカード」の印刷(B6判)
  3. 校長先生に3分ほどの話をお願いしておく。

授業の流れ

1 本時の課題を「つかむ」

事前のアンケート結果から、自分たちは「あいさつができている」と思っているけれど、実はできていないことを知ります。

2 問題の原因を「さぐる」

「どうしてあいさつできないのか」を、みんなで考えていきます。出された意見は板書します(予想される意見をあらかじめ短冊に書いて作っておくと、さっと貼るだけで時間を短縮できます)。

3 解決方法を「見付ける」

「さぐる」で見えてきた課題について、どうしたら解決していけるのかを、班で話し合います。班で出された意見はクラス全体で共有し、たくさんの意見を知ることができるようにします。

4 自分自身の目標を「決める」

「見付ける」で見えてきた解決策をヒントに、今後、自分はどんなふうに「あいさつ」をがんばっていきたいか、自分自身のめあてを決め、「あいさつパワーアップカード」に書きます。

板書例

本時のねらい
日常の生活をふり返り、あいさつの大切さやすばらしさに気付き、自ら進んで大きな声であいさつしようとしたり、心を込めてあいさつしようとしたりすることができるようにする。

授業後の子供たち

授業後、劇的に「すごくあいさつができるようになった!」とはなりません。でも今まで素通りしてしまっていた主事さんたちにもあいさつをするようになりました。そんなときこそ褒め、あいさつへの意欲を高めていきたいですね。

イラスト/佐藤雅枝

『教育技術 小一小二』2021年10/11月号より

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