学級通信の人気ネタトップ10は? 手間をかけず作るアイデアは?
無理せず、保護者や子供たちが求める学級通信を発行するポイントを解説します。
執筆/熊本県公立小学校教諭・一法師文明

目次
学級通信は必要?
学級通信は、保護者と学校(担任)がつながるための大切なツールのひとつです。しかし、働き方改革が求められている現在、そもそも学級通信は必要なのでしょうか?
「学校における各種通信の実態と教育効果に関する調査研究最終報告書」(理想教育財団、2018)によると、小学校の先生の89%が、学級通信の作成に対する負担を感じています。その一方で、小学校の保護者の81%が、「学級通信を必ず読む」と答え、19%の保護者が、「時々読む」「たまに読む」「読まない」と答えています。


学級通信を作成する場合は、担任にとって負担にならず、保護者や子供たちが読みたいと思う学級通信にしたいものです。
1 学級通信に載せる記事は?
保護者が「学級通信に載せてほしい記事」を把握し、記事となる材料を効率よく収集しましょう。
学級通信に載せてほしいもの(前出資料)
- 授業や学校生活の様子 72%
- 学級活動や学校行事への取り組み 54 %
- 週間や月間予定 53%
- 子供や保護者へのお願い 40%
- コラム(担任のひと言、日記等)36%
- 子供たちの写真 27%
- 学級経営方針や教育観 18%
- クラスメートの紹介 18%
- 子供の作品等 16%
- 時間割 12%
- 保護者の声 8%
- その他 4%