『白衣の美しいたたみ方』で着替えの達人【どの子も安心して学べる1年生の教室環境 #7】

連載
鈴木優太「どの子も安心して学べる1年生の教室環境」
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宮城県公立小学校教諭

鈴木優太
どの子も安心して学べる1年生の教室環境

学校にわくわくしながらも同時に不安を抱える1年生が、安心して学べる「教室環境づくり」について提案する連載(月1回公開)です。『教室ギア55』(東洋館出版社)や『日常アレンジ大全』(明治図書出版) などの著書をもつ、教室環境づくりのプロフェッショナル〈鈴木優太先生〉が、さまざまなアイデアを紹介していきます。

第7回は、1年生の子供たちでも、給食当番の白衣を簡単に美しくたためる方法を紹介します。

鈴木優太(すずき・ゆうた)●宮城県公立小学校教諭。1985年宮城県生まれ。「縁太(えんた)会」を主宰する。『教室ギア55』(東洋館出版社)、『日常アレンジ大全』(明治図書出版)など、著書多数。

白衣は当番が各自ロッカーで管理しよう

白衣を掛けるためのフックが取り付けられている教室もあります。しかし、あまり使用をおすすめしません。フックに掛けると、せっかく美しくたたんだ白衣袋が丸まってしまうからです。それでは、白衣をぐちゃっと丸めて片付けてよいということを暗に教えてしまっていることにもなるからです。

白衣を代表に、体育着やシャツなど長袖の衣類が美しくたためるようになると、教室がとてもすっきりとします。給食当番が各自のロッカーで白衣を管理することが、「たたむ」という行為を浸透させるために有効です。

美しい白衣のたたみ方、最終形態。

1年生でもできる白衣の美しいたたみ方

白衣の美しいたたみ方。第1工程「おなかから着て…脱ぐ」

白衣をおなかから着ます。そして脱ぎます。両袖口と襟を左右の手でそれぞれつかむためです。

両そで口とえりを左右の手でつかめることが、子供たちが長袖を美しくたたむための最初にして最大のポイントです。

経験するほど素早く美しくできるようになります。長そでの体育着やシャツを使って全員で何度も練習しましょう。

両そで口とえりを左右の手でつかみ、ひっぱってふるふる振ります。すると、白衣を背中合わせに半分に折ることができます。

白衣の美しいたたみ方。第3工程「袖をわたしこむように折る」

教師が「体の上がアイロン台だよ」と声をかけ、上半身を少し反らせて自分の体の上を上手に使うように促します。そして、両袖を対角にわたすように折ります。

白衣の美しいたたみ方。第4工程「出っぱったところだけ折り返す」

両そでの出っぱったところだけを内側に折り返します。本体が細長い長方形のようになればOKです。

白衣の美しいたたみ方。第5工程「すそまで半分に折る」

長方形の形から、すそまで半分に折ります。

白衣の美しいたたみ方。第6工程「もう一度、すそまで半分に折る」

さらにもう一度、すそまで半分に折ります。

白衣の美しいたたみ方の完成形。

袋に入れて完成です。

保護者にも紹介しよう

学級通信や懇談会などで、保護者にもこのようなたたみ方を写真入りで紹介しましょう。家庭でたたみ方を練習してきたり、子供たち同士でたたみ方をレクチャーし合ったりする姿が見られるようになれば安泰です。

保護者に配付する美しい白衣のたたみ方資料
保護者に配付する美しい白衣のたたみ方資料。

持ち帰った白衣をアイロンがけする際に「折り目」を付けてもらうお願いをすると、さらに劇的にたたみやすくなります。

参照/鈴木優太『日常アレンジ大全』(明治図書出版)

第1回「感化を促す実物掲示」
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