なぜ学級通信を出すのか考えてみよう

教師と子供、教師と保護者、そして子供と子供をつなぐことのできる学級通信。ここでは、学級通信を発行する意義について考えてみましょう。

執筆/北海道公立小学校教諭・佐野正樹

学級通信でつながろう! つなげよう

学級経営を支える学級通信

コミュニケーションというと、「話す」ことが注目されますが、「書く」ことも重要です。担任の教育観を明らかにして発行した学級通信は、学級経営を下支えします。学級通信は、ある調査によると、全国の約8割の学級で発行され(図1)、保護者も必要であると感じています(図2)。

学級通信でつながろう!

1 子供とつながろう

子供の振り返りの文章や活動の様子のよさを価値づけ、学級通信で子供にフィードバックしましょう。文章だけでなく、写真やイラストを添えるとより伝わります。

また、保護者向けでなく、子供に考えを直接伝えるコーナーを作成することもお勧めです。

2 保護者とつながろう

学級での何気ない会話や学校行事の取り組みの様子、授業の様子などを書いてみましょう。日常的な教育活動を保護者と共有することで、さらにつながりを持てます。

学級通信でつなげよう!

1 子供と子供をつなごう

友達のよさや学級として大切にしていきたいことを書いた際には、朝の会や帰りの会などで紹介することも大切です。互いのよさや学級の成長などに気づき、子供と子供のつながりが生まれます。

子供と子供をつなぐ学級通信

2 自分の実践をつなごう

学級通信を書くことは、実践の整理にも役立ちます。学級通信を読み直し、実践をつなぎ、振り返ることもできます。

その際、「自分の教育観」「学習の過程」「子供の様子(何を感じ、考えていたか)」などの観点を設けて振り返ることが大切です。

イラスト/菅原清貴

『教育技術 小五小六』2021年4/5月号より

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