【小四】クラブ活動デビュー!期待感を意欲につなげる指導のポイント
初めてのクラブ活動。三年生のときにクラブ見学会などで見たり体験したりして、どんな活動をするのかを知っている四年生も多いでしょう。子供たちはきっと楽しみにしているはずです。その期待感を活動への意欲につなげましょう。事前にクラブ活動の意義について話し合ったり、持ち物や集合場所を確認したりして、安心して初回を迎えることができるようにします。
執筆/神奈川県公立小学校教諭・源 憲一
目次
クラブ活動の意義について指導する
まずは、クラブ活動の意義について指導します。異学年で活動すること、同好の仲間で集まり、学年を超えて高め合う時間であることを伝え、具体的にどのようにしたらよいのかを話し合いましょう。四年生として、上級生の話をよく聞いて活動の仕方を知り、参加することも伝えます。
早めに持ち物や活動場所を知らせる
クラブ活動の初回までに、各クラブの活動場所や持ち物について、担当の先生方に確認します。子供たちに早めに知らせて、準備ができるようにしましょう。
持ち物については、学年通信などで保護者にも早めに伝えておきます。
活動のふり返りを次回につなげる
一回目のクラブ活動が終わったら、各クラブの活動がどのようなものであったか、クラスで報告し合うことでクラブ活動の意欲が高まります。
次の活動のめあてについて考え、同じクラブの子供同士で活動場所や持ち物についても確認しましょう。初めてのクラブ活動の感想やふり返り、子供たちの様子、次回のクラブの持ち物について、学級通信などで保護者にも伝えるとよいでしょう。
代表委員会への参加
四年生で初めて代表委員会に参加する学校があると思います。次のような点を指導するとよいでしょう。
- 代表委員会の意義を伝える
- 年間で誰が出席するかを決定する
- 代表児童と共に参加する
- 決定したことを学級へ伝える
動画を撮影して学級で様子を伝えることで、具体的にイメージすることもできます。
イラスト/山本郁子
『教育技術 小三小四』2021年4/5月号より