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楽しい思い出いっぱいに!〈小1〉学年末イベント&演出アイデア

学年末には、子供たちに楽しい思い出をたくさんつくってあげたいもの。一年生の学年末におすすめなイベントと演出アイデアを紹介します。一人1台端末の活用術も満載です。

執筆/兵庫県公立小学校校長・俵原正仁

終わりよければ、すべてよし!

「ピーク・エンドの法則」という法則があります。2002年にノーベル経済学賞を受賞した心理学者・行動経済学者のダニエル・カーネマン氏によって提唱されたものです。カーネマン氏は、ある事柄に対しての記憶や印象は、感情がもっとも高ぶったピークの出来事とその終わりごろの出来事が全体的な影響を決定付けると言っています。

つまり、1年の間、悲しい思い出やつらいことがたくさんあったとしても、めちゃくちゃ楽しいことが一つあって、最後がそれなりに楽しければ、人はその1年間のイメージを「楽しかった!」と認識してしまうということです。

もちろん、逆も言えます。いくら楽しいことがたくさんあったとしても、最後がつまらなければ、その1年間の印象は「つまらなかった」になってしまうのです。

ピーク・エンドの法則

いよいよ本年度のエンドも近付いてきました。最後の最後に「この1年間はつまらなかった」という印象ではなく、子供たちには「1年間、超楽しかった」という思いをもって、笑顔で進級してほしいものです。

終わりよければ、すべてよし。最後に、クラスで楽しいイベントを仕掛けて、子供たちと楽しい時間をお過ごしください。

エンドで楽しいイベントを仕掛けよう

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