小6 卒業までの見通しを立てよう~一人一役実行委員を10例紹介
秋の運動会が終わり、次の大きな行事は卒業式です。一人一役で卒業までに様々な活動を企画し、子供たちが最上級生として活躍できる諸活動を展開していきましょう。
執筆/福岡県公立小学校校長・野口博明

目次
まずは学年研修会での話合い
(1)昨年度の6年生が活動したこと
昨年度の6年生が活動した実行委員の記録と反省をもとにして、今年度の実行委員の原案をまずは教師が検討します。
(2)子供たちに希望調査
教師が整理した実行委員を原案として、子供たちからも新しい実行委員のアイデアを募集します。そして、それぞれの学級で事前に割り当てられた人数枠で話し合い、決定します。
(3)今年度の実行委員の概要
(4)職員に提案
職員連絡会で毎年伝統となっている6年生の活動として提案し、承認を得ておきます。
教師のかかわり方
実行委員は学級の枠を超えて組織されます。それぞれ子供たちの代表者を決めて、担当教師(6年生担任、教務主任、専科の教員等)と事前の打ち合わせをしながら活動を進めていきます。担当教師は、複数の実行委員会の支援をします。また、担当教師は、各実行委員会の進捗状況について話し合い、共通理解を図るようにします。