児童の転入、転校を機に関係性を考える学級経営のポイント
転入や転校はとても大きな出来事です。その子の思いや気持ちに寄り添いながら、いろいろな取組につなげていきましょう。教師の関わり方で学級の子供たちの意識が高まります。
執筆/福岡県公立小学校教諭・西村仁志

目次
転入生が来る
新しい仲間の気持ちを考えさせる
新しい仲間が来ることを伝える。その子が今、どんな思いを持って過ごしているのかについてみんなで話し合いましょう。

子供たちの思いをもとにして出迎える集会へ
計画を立て、学級会でどのように新しい仲間を迎えるのかを話し合います。

話合いで決まったことをみんなで準備し、当日を迎えましょう。

学級、学校生活への適応を支援する
- 個別の関わりを行う。

- 子供同士のつながりを観察する。
どの子とつながりができているのかを観察します。よく声をかけ、気にかけてくれている子供には、「あなたがいてくれてよかったです。ありがとう」の言葉も忘れないようにかけましょう。
もっと関わりたいという子供たちの思いから、次の学級会の議題につながる可能性もあります。
