情報共有のチャンス! 保護者面談の準備をしよう
子供についての情報を共有するチャンス! 保護者面談の準備のポイントを紹介します。
執筆/東京都公立小学校教諭・桐川 瞳

目次
保護者面談ってどんなことをするの?
保護者面談では、子供について情報共有をします。学校での様子や家庭での様子を伝え合うことで、学校と家庭が連携して子供たちを育むことにつながります。また、一人ひとりの保護者と接するチャンスでもあります。保護者会や行事などで顔を合わせても、なかなか個人で接することはできないものです。保護者面談を情報共有のチャンスにして、保護者の気持ちを知り、担任の先生としての信頼度を上げましょう。
保護者の気持ちに寄り添おう
新しい学年になり、数か月後の夏休みあたりに行うことが多い保護者面談。どんなことを準備すればよいのでしょうか。
担任の先生が新しいクラスを受け持つことが少し不安になるように、保護者も不安に思っているはずです。友達関係や学習状況、生活面の様子については必ず伝えましょう。また、個別の課題についても伝えることが大切です。例えば、年度はじめに給食があまり食べられない、といった相談を保護者から受けていたのであれば、給食での様子を伝えましょう。できるようになったことをしっかり伝えつつ、これからの課題も伝えることで、家庭でも意識をしてくれるようになります。