みんなで跳ぼう”ダブルダッチ”【本誌連携動画】

2本のロープを使って跳ぶなわとびのダブルダッチ。向かい合ったふたりのターナー(回し手)が2本のロープを半周ずらして回す中を、ジャンパー(跳び手)がいろいろな技を交えて跳びます。

手軽にできて、集中力、持久力、リズム感、創造力、バランス、そしてチームワークが自然に身に付く楽しいスポーツです。クラスの和づくりにぜひつなげてください。

ダブルダッチ

指導内容がよくわかる! 本誌記事連動動画

動画をご覧になるには「教育技術小五小六」6/7月号8ページに掲載のパスワードが必要です。

ダブルダッチの基本

まっすぐに入ってまっすぐに出る

入るタイミングを合わせます。
入るタイミングを合わせます。
まっすぐに入って、数回跳んでから入ったほうの反対側に出ます。
まっすぐに入って、数回跳んでから入ったほうの反対側に出ます。

入ってターン

ロープに入って、回転する準備をします。
ロープに入って、回転する準備をします。
ジャンプで向きを変えます。
ジャンプで向きを変えます。
180度ターンをしました。
180度ターンをしました。90度ターンを途中に入れてもよいでしょう。

跳びながら、いろいろタッチ

跳びながら頭にタッチします。
跳びながら頭にタッチします。
跳びながら、手で肩や腰、ひざなどいろいろなところにタッチしましょう。
跳びながら、手で肩や腰、ひざなどいろいろなところにタッチしましょう。

複数のジャンパーで跳ぼう

2人跳び(同方向)

ひとりで跳べるようになったら、次はふたり跳びに挑戦しましょう。
1人で跳べるようになったら、次は2人跳びに挑戦しましょう。
1人目のジャンパーと同じ方向から入って、2人で跳びます。
1人目のジャンパーと同じ方向から入って、2人で跳びます。

2人跳び(向かい合わせで手遊びしよう)

最初は手遊びをしないで向かい合わせだけで跳びましょう。
最初は手遊びをしないで向かい合わせだけで跳びましょう。慣れてきたところで『アルプス一万尺』など、手遊びを入れるともっと楽しくなります(新型コロナ感染予防の観点からふたりの手が触れ合わないように留意しましょう)。

5人連続跳びにチャレンジ

5人の連続跳びにチャレンジ
5人の連続跳びにチャレンジしましょう。連続して1拍でロープアウトをします。1人がロープアウトしたら、次の人が入っていくという、繰り返しです。

8の字跳び

8の字跳び
ジャンパーの進む位置をつなぐと8の字になり、大人数で続けて跳ぶときに使います。
ターナーの入る位置と出る位置。
ジャンパーの入る位置と出る位置。

ダブルダッチの指導ポイント

いきなりロープ2本での練習はしません。1本でダブルダッチの感覚をつくり、その後2本でトライしましょう。

①教師は軽く子供の体を押さえて「1、2、3」とカウントします。

 ①教師は軽く子供の体を押さえて「1、2、3」とカウントします。

②ロープが上がったタイミングで教師は子供を押し出すようにします。

 ②ロープが上がったタイミングで教師は子供を押し出すようにします。

③ジャンパーは、1回目のジャンプを低く跳び、すぐに2回目のジャンプの準備に入ります。

③ジャンパーは、1回目のジャンプを低く跳び、すぐに2回目のジャンプの準備に入ります。

④ターナーはロープの回旋の速さを調整して、2回目のジャンプに合わせます。

④ターナーはロープの回旋の速さを調整して、2回目のジャンプに合わせます。

⑤ターナーは、ジャンパーがジャンプしたら、ロープをすばやく足の下に通します。

⑤ターナーは、ジャンパーがジャンプしたら、ロープをすばやく足の下に通します。

ロープの回し方

①ターナーは向かい合ってロープをぴんと張り、長さを合わせます。

①ターナーは向かい合ってロープをぴんと張り、長さを合わせます。

②ターナーはロープを揺するように内側に回します。

 ②ターナーはロープを揺するように内側に回します。

③1人が少しずつ近付いていき、ロープの回旋を大きくしていきます。

③ひとりが少しずつ近付いていき、ロープの回旋を大きくしていきます。

④ロープが地面に触れるくらいの間隔にします。

④ロープが地面に触れるくらいの間隔にします。

いろいろな技や指導については『教育技術MOOK 5分間で跳べる! ダブルダッチの指導法』(小学館)をご覧ください。

文・構成/浅原孝子 写真/北村瑞斗 イラスト/川野郁代

『教育技術小五小六』2021年6/7月号より

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