やる気を引き出す!低学年向け硬筆指導の工夫【動画】

連載
となりの陽子先生:現場で口頭伝承される技をミニ動画でみんなにシェア

東京都公立小学校教諭

佐々木陽子

小学校では年明けの授業で書き初めをしますが、字を書くことや書写が苦手な子もいますよね。そんな子供たちでも、字がうまく書けそうな気分になる方法があるとしたら⋯!? 今回は、1年生/2年生の硬筆指導で子供たちのテンションが上がり、やる気を最大限に引き出す工夫について、佐々木陽子先生がシェアします。


金色のマジック .。.:*☆

今回の動画は、ヘトヘトの仕事帰り、きらびやかな東京駅からの⋯イルミネーションが金色に輝くストリートを通り、帰宅中の風景とともに、この「金色」につながる工夫をお伝えします!

(素敵な夜の風景を、ぜひ動画でもお楽しみください!)

金色のイルミネーション

指導の前に「やる気」を引き出そう!

年の始めに、低学年では硬筆の書き初めを行いますよね。お手本をよく見て姿勢を正して丁寧に書くことは、日頃の学習規律につながります。

ここで、指導の前に、子供たちにやる気を引き出させる工夫を紹介します。

指導前に子供たちにやる気を引きださせる工夫がある!

書くことが苦手な子も、

「うわぁ、うまく書けそう!」
「私でも頑張れる!」

と、一瞬でやる気満々にスタートできる工夫です。

うわぁ、うまく書けそう!

ピカピカの「金色えんぴつ」でテンションを上げよう!

私も、撮影しながら金色の街路樹の通りを歩いてテンションが上がりましたが、このテンションを上げる金色の力を活用するアイテムが「金色えんぴつ」です!

金色えんぴつ

芯は普通の黒色ですが、外側がピカピカの金色で、子供たちは「これさえあれば、字がうまく書ける!」と信じてやる気満々になります。

また、鉛筆の先は丸くしておくと、太くて力強い字が書けます。

先を丸くしておくと太くて力強い字が書ける

ぜひ、この「金色えんぴつ」を学校で一括購入して使ってみてください!


今回の工夫は『魔法のアイテム』でした! 形から入ることで、子供たちみんな「やる気満々」、1年の始まりから良いスタートが切れそうですね。楽しい気分に後押しされ、字を書くことへの意識が前向きになる「金色えんぴつ」、今度の書き初めからみなさんのクラスでも取り入れてみませんか?

教えて、陽子先生! 3年生からの「毛筆の書写」はこちらをチェック!!
「キャラ活用で書写の学習を楽しく指導するコツ」


佐々木陽子先生
佐々木陽子先生

小学校教諭。著書に『クラスがまとまる!小学1年生学級づくりのコツ』(ナツメ社)、『子どもの心をガッチリつかむ!とっておきの教室トーク&学級経営ネタ60』(明治図書出版)ほか。一児の母。

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