宿泊学習で心がけたい安全指導のポイント
子どもたちの学校の思い出ランキング上位の宿泊学習。ねらいの再確認や安全対策など、指導者が配慮すべきことは沢山あります。今回は、福岡教育大学教職大学院教授の脇田哲郎先生に、宿泊学習に向けての安全対策について詳しく教えていただきました。

目次
安全対策は3つの方向から
安全対策には、どんなものがあるでしょうか。大きく3つの対策があります。ふだんの指導で心がけておくこと、事前の指導で配慮しておくこと、そして、当日に注意すべきことの3つです。
ポイント① ふだんの指導で心がけておくこと
- ほかのお客さんや友達のことを考えて、行動すること
- 交通ルールや公共マナーを守ること
- 礼儀を守ること
宿泊学習は学校外で行われる集団活動です。宿泊先の社会教育施設では、職員からの説明を受ける場面もあります。バス内でのマナーなど、公共マナーを身につけておくようにふだんから指導することが大切です。