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初開催!「学校現場のAI活用実践コンテスト2025」実践事例募集のお知らせ《応募要項》

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教育の未来は、現場の先生方の創意工夫によって切り拓かれています。生成AIという新たなツールを手にした今、子供たちの学びはどこまで豊かになるのでしょうか。教師の仕事はどう変わるのでしょうか。「みんなの教育技術」編集部では、一般社団法人 教育AI活用協会(AIUEO)と共催で「教育現場のAI活用実践コンテスト」を初開催いたします。全国の教室で日々生まれている革新的な実践を、ぜひ多くの仲間に共有してください。あなたの挑戦が、明日の教育を変える力になります。教育現場のリアルな知恵と工夫を、この機会にぜひご応募ください。

コンテスト概要

生成AI(Generative AI)の活用が教育現場でも急速に広がる中で、現場の実践知を共有し、学び合うことの重要性が高まっています。本コンテストでは、実際に学校現場で行われた生成AI活用の実践事例を公募・表彰し、優れた事例を社会へ発信することで、よりよい教育のあり方を共に考えることを目的とします。

本コンテストは小学館「みんなの教育技術」編集部と一般社団法人 教育AI活用協会との共催で実施します。最終プレゼン審査会は 11月16日(日)にオンラインで実施します。

一般社団法人教育AI活用協会(AIUEO)は、教育現場でのAI活用普及を通じて、教育の質向上を目指す団体です。

応募対象

全国の小学校・中学校・高等学校・特別支援学校に勤務する教員(個人またはチーム
※チーム応募は最大5名まで。代表者1名が応募手続きを行ってください。

応募内容

学校現場で実際に行われた生成AI活用の実践事例

応募条件

  • 実際に教育現場で実施された取組に限ります(アイデアのみの応募は不可)
  • 文部科学省等が示す生成AI利活用のガイドラインに準拠した実践であること
  • 使用する生成AIは、汎用モデル(ChatGPT、Gemini、Claude、Grok等)だけでなく、教育分野向けにカスタマイズされた各種AIツールも可

応募形式と手順

① プレゼンテーション動画(5分以内)の作成

  • 動画形式:mp4またはmov形式
  • 内容には「使用モデル」「プロンプト例」「実施環境」など、再現性を高める情報を必ず含めてください
  • 児童生徒の個人情報・顔が映る場合は適切にモザイク・音声処理等を施してください
  • 音声ナレーションのみ(顔出しなし)での説明も可能
  • 資料作成・ナレーション・編集等に生成AIを使用しても構いません

動画の制作方法アイデア:

  • Zoom等で単独プレゼンを実施して録画する
  • Canva等を使ってスライドおよびプレゼン動画を作成する
  • 実際にプレゼンを行い、スマートフォンやビデオカメラで録画する

参考資料としてシンプルなスライドのテンプレートを共有します→コチラ

② エントリーフォームへの入力

  • 下記の応募フォームから必要事項を入力してお申し込みください
    ↓↓↓
    http://p.sgkm.jp/16508
  • 応募動画は、フォーム内にGoogle DriveまたはBoxの共有リンクを貼り付けて応募してください

    ※YouTubeの限定公開リンクやVimeoの共有リンクなど再生可能なリンクでの応募も可

    ※FireStorage、宅ファイル便などの一時保存型サービス(ダウンロードが必要となるもの)は不可です

応募部門(以下のいずれかを選択)

  1. 授業実践部門(主に授業内での実践)
     教科授業、探究活動、特別活動など授業時間内での実践
  2. 児童生徒支援部門(主に授業外での実践)
     キャリア教育、学級経営、個別支援、相談対応など授業外での教育支援
  3. 校務改善部門
     事務作業の効率化、情報共有、会議資料作成など教職員の業務に関する実践

応募受付期間

2025年9月1日 ~ 10月23日(木)予定
※締切日変更の場合は公式サイトやSNSでお知らせします

スケジュール

日程内容
10月23日(木)応募締切
10月下旬~11月上旬一次審査(書類・動画審査)にて各部門3~5名のファイナリスト選出
11月16日(日)Zoomによる最終プレゼン審査会・結果発表
※東京大学で開催予定のイベント内でライブ放映予定

審査体制

審査は、教育現場・教育学・AI活用の専門家5名の審査員、および「みんなの教育技術」編集部と一般社団法人 教育AI活用協会事務局による公平な視点で行います。

審査員(五十音順)

池田 修 氏
京都橘大学 発達教育学部 教授
京都橘大学発達教育学部教授。公立中学校の国語科教員を経て現職。「学級を楽しく経営したい」「作って学ぶ」「遊んで学ぶ」をテーマに研究・教育を行う。著書は『作文指導を変える つまづきの本質から迫る実践法』、『子供の「困った発言」に5秒で返す 教師の「切り返し」』(明治図書)など多数。文部科学省学校DX戦略アドバイザー。2024年には、文部科学省の幹部を対象に3回の生成AI講座を行った。生成AI教育的活用の研究開発に取り組む。

田中 博之 氏
早稲田大学 教職大学院 教授
早稲田大学教職大学院教授。1960年北九州市生まれ。大阪大学人間科学部卒業後、大阪大学大学院人間科学研究科博士後期課程在学中に大阪大学人間科学部助手となり、その後大阪教育大学専任講師、助教授、教授を経て、2009年4月より現職。2007~2018年度、文部科学省の全国的な学力調査に関する専門家会議委員。現在、21世紀の学校に求められる新しい教育を作り出すための先進的な研究に取り組んでいる。『NEW学級力向上プロジェクト』(共編著、金子書房、2021)など著書多数。

藤原 友和
北海道函館市立小学校 教諭/実践者
北海道函館市立小学校教諭。1977年北海道函館市生まれ。4年間の中学校勤務を経て小学校に異動。「ファシリテーション・グラフィック」を取り入れた実践研究に取り組む。教職26年目。今年度は6年の学級担任。教師力BRUSH-UPセミナー、函館市国語教育研究会、同道徳研究会所属。著書に『オリジナル地域教材でつくる 「本気!」の道徳授業』(共著、小学館)、『教師という生き方』(東洋館出版社)などがある。

古田 裕子 氏
Ddrive株式会社/一般社団法人教育AI活用協会
17年間小学校教員/教務/主幹教諭としての勤務後、久喜市教育委員会指導課付GIGAスクール推進室を経て、大手IT企業へ。その後、教育DXの推進とAI・データ駆動型教育への転換を実現するしくみを「学校と一緒になって」創造するDdrive株式会社へ。教育DX戦略ディレクター/教育ソリューション企画部長現職。一般社団法人教育AI活用協会では、プロジェクトマネジメントを担当。

安井 政樹 氏
札幌国際大学 全学共通教育部 情報教育部門 准教授
公立小学校教員を経て2022年より現職。 ICT教育、道徳教育、生成AIの教育的活用などを専門とし、「個別最適な学びと協働的な学び」「インクルーシブ教育」「テクノロジーと倫理」をテーマに研究・教育を行う。文部科学省学校DX戦略アドバイザーとして全国各地の学校現場を支援。幼稚園から大学の教育支援、保護者対象の講演等も多数行なっている。著書に『特別の教科 道徳 指導と評価支援システム』(明治図書)、『ChatGPTと共に育む学びと心』(東洋館出版社)など多数。教育現場における生成AI活用の実践研究と普及に取り組んでいる。

※最終的な審査員構成は変更される場合があります。

主な審査観点(共通)

観点内容
実効性・教育的効果教育的成果・課題解決への貢献度
創意工夫・独自性オリジナリティ・創造的な発想の有無
再現性・汎用性他校・他教員への応用可能性
生成AIの理解と使い方ツールの特性を適切に活用しているか
プレゼンの明瞭さ構成のわかりやすさ・伝達力

表彰内容

各部門の最優秀実践を「ベストプラクティス賞」として表彰します。

受賞特典:

  • 表彰状の授与
  • 図書カード(10,000円分)の進呈
  • Web「みんなの教育技術」にて事例紹介記事を掲載
  • 来年度開催予定の「教育AIサミット 実例大全」(主催:教育AI活用協会)登壇枠の優先選出権

※必要に応じて「審査員特別賞」等を設ける場合があります

応募にあたっての留意事項

  • 応募者本人(チーム)は、応募内容の著作権および利用許諾について責任を負ってください
  • 応募作品は審査・広報・記事掲載等の目的で使用することがあります
  • 応募は1人(または1チーム)1件までとさせていただきます
  • 本コンテストへの応募について、学校関係者や保護者とのトラブルが発生しないように、必要な連絡・情報共有などの手段を講じてください

応募者のための情報交換・交流の場として、オンライン上に専用のチャットルーム(Slack)を設置します。応募された先生には別途招待を送らせていただきます(運営:一般社団法人 教育AI活用協会)※参加は任意です

お問い合わせ

コンテスト運営事務局
小学館 教育編集室「みんなの教育技術」編集部(担当:山本)
共催:一般社団法人 教育AI活用協会(AIUEO)
◆応募に関するお問い合わせフォーム:http://p.sgkm.jp/16519
※お電話での問い合わせはお控えください。

ご不明点がありましたら、上記フォームからお問い合わせください。
みなさまからの創造的な実践のご応募を心よりお待ちしております!

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