先生と保護者が知っておきたい「子どもがつくうそ」4種類

うそをつく子に手を焼く大人は少なくありません。
どうして、何のために、子どもはうそをついてしまうのかを考えてみましょう。
30年以上の現場経験があり、全国で教員育成&保護者相談にあたっている多賀一郎先生の著書『学校と一緒に安心して子どもを育てる本』より、具体的なアドバイスをお届けします。
追手門学院小学校講師・多賀一郎

Q うちの子どもがうそをよくつくのですが、どのように指導すればよいのでしょうか? 何度も厳しく叱ってはいるのですが……。
多くのベテランの先生方と話していると、みなさん、1年生でもうそを平気でつく子どもが増えていると言います。顔色も変えずにうそをつききってしまう低学年の子どもがいるのです。
うそにはいろいろな種類があります。