小6図画工作科 見て、触れて、感じてスケッチ+春のアートカードでキモチ紹介(絵に表す、鑑賞)

文部科学省教科調査官監修による、小6図画工作科の指導アイデアです。今回のテーマは「見て、触れて、感じてスケッチ+春のアートカードでキモチ紹介(絵に表す、鑑賞)」です。春探しでスケッチして、その「アートカード」を鑑賞し、自分の気持ちをアートカードで紹介する活動を通して、新たに出会った仲間のよさに気付き、仲間の見方や感じ方を知ることで自分の見方や感じ方も深まっていくことを目指します。
執筆/群馬県公立小学校教諭・小林佐恵子
監修/文部科学省教科調査官・小林恭代
群馬大学共同教育学部准教授・郡司明子
目次
1 題材名
第6学年 「見て、触れて、感じてスケッチ+春のアートカードでキモチ紹介(絵に表す、鑑賞)」
2 本題材について
春は新たな仲間との出会い、新生活のスタートへの意欲にあふれています。そんな子供たちと 4月でなければ味わえない瞬間を、体全体で味わう高学年版「春探し」で図画工作の授業をスタートします。はじめに、春を感じるスポットへ出かけ、春の風景、空気や風などを仲間と共に感じ、わくわく、ドキドキした気持ちを大切にして色鉛筆を使ってスケッチします。次に、スケッチしたカードを「アートカード」とし、今の自分の気持ちをアートカードで紹介する鑑賞の活動を行います。アートカードを鑑賞することを通じて、新たに出会った仲間のよさに気づき、仲間の見方や感じ方を知ることで自分の見方や感じ方も深まっていきます。さらに仲間のつくったカードから引き出される新たな自分の感情との出会いも楽しめる題材です。