小６特別活動「進んで取り組む自主学習」指導アイデア

文部科学省教科調査官監修による、小６特別活動の指導アイデアです。７月は、学級活動⑶「進んで取り組む自主学習」の実践を紹介します。
どんな自主学習が必要かを考えたり、実践することを決めたりする活動を通して、なりたい自分をイメージし、これからの自主学習をよりよいものにしていこうとする態度を養うことを目指します。

執筆／鳥取県公立小学校教諭・徳岡　純
監修／文部科学省教科調査官・和久井伸彦
　鳥取県公立小学校校長・太田敦弘

年間執筆計画

1 本時のねらいについて

６年生になって家庭での自主学習が定着し、自分にとってどのような内容が必要なのかを考えて取り組んでいる子供もいれば、いつも似たような内容になってしまう子供もいると思います。｢中学校進学に向けて、さらに自主学習に取り組みましょう」と言われても、漠然としていて、どうすればよいのか分からないというのが多くの子供たちの気持ちです。本題材では、中学校の先輩から小学校と中学校の学習の違いや、今取り組むべきことを聞き、普段自分がしている自主学習について振り返ります。そして、どんな自主学習が必要かを考えたり、実践することを決めたりします。これらの活動を通して、なりたい自分をイメージし、これからの自主学習をよりよいものにしていこうとする態度を養うことをねらいとしています。

2　事前の指導