ページの本文です

同僚の先生とうまく連携するには?<中高教員の実務>

連載
中高教員の実務

創価大学大学院教職研究科教授

宮崎 猛

文京学院大学名誉教授

小泉博明

理想を抱きながら走りだした学級経営ですが、うまくいかないことはたくさんあります。そんな場合には、同僚と横の連携をとりましょう。

編著/小泉博明・宮崎 猛

【特集】中学校・高校教師 実務のすべて#8

学級経営の疑問や悩み、一人で抱え込んでいてはいけないと思いつつも、ほかの先生には相談しづらいなぁ。どう連携していけばいいんだろう?

学級経営ではうまくいかないことがたくさんあります。そんなときは、ほかの学級の先生、学年や副担任の力を上手に借りましょう。

同僚との横の連携をどうとるか?

生徒は学級ごとの違いに敏感

生徒はルールの違いや担任の対応の違いなど、学級ごとの違いに敏感です。それが裏目に出てしまうと、生徒は担任に対して不信を抱いてしまいます。そうならないためには、学年会などで学級経営の基本方針を徹底することが大事です。

学級ごとのルールもある

すべてを横に揃えることが必要というわけではなく、学級独自に決めていくものも少なくありません。例えば、席替えではくじで決めたり、班長を決めてから座席を決めたりと、学級独自のルールで行う場合があります。その際も、ほかの学級との連携は忘れないようにしましょう。

他学級をマネるのも手

初めての担任では、どうしたらいいか迷うことも多々あります。そんなときは、ほかの学級のやり方を参考にしましょう。ベテランの先生の学級経営、中堅の先生の学級経営、若手の先生の学級経営など、それぞれに特徴があり、参考になる点がたくさんあるはずです。その中から、自分の方針に合った、クラスの実情に合ったものを取り入れていけばよいのです。積極的に聞きにいく姿勢が大事です。

学年内での連携はどうする?

イラスト/タバタノリコ・畠山きょうこ

学校の先生に役立つ情報を毎日配信中!

クリックして最新記事をチェック!
連載
中高教員の実務

人気記事ランキング

教師の学びの記事一覧

フッターです。