ウェルビーイングを学校でつくる! ~SDGsの授業プラン #17 「Goal 8 働きがいも経済成長も」その2|駒井康弘 先生


全国各地の気鋭の実践者たちが、SDGsの目標に沿った授業実践例を公開し、子どもたちの未来のウェルビーイングをつくるための提案を行うリレー連載。今回は「働きがいも経済成長も」を学ぶ授業実践提案の第2回です。提案者は、青森県の駒井康弘先生です。
執筆/青森県公立小学校教諭・駒井康弘
編集委員/北海道公立小学校教諭・藤原友和
目次
1 はじめに
こんにちは、駒井康弘です。青森県弘前市で小学校教師をしております。
早いもので教師人生も30年を超えました。長年、国語と道徳を右手に握り、実践研究を積み重ねてきました。経験年数は長くなりましたが、未だに最新型の小学生を目の前にして、悩み続ける日々です。
このたび、「ウェルビーイングを学校でつくる!~カリキュラム・マネジメントで進めるSDGsの授業プラン~」の題目で授業を計画し、その記録を執筆せよ、とのご依頼を受けました。
本稿は、そのご依頼に応え、拙い実践を書くことにいたします。
本授業は、5学年、社会科単元「これからの食料生産」学習の発展で、道徳の時間に取り扱ったものです。
2 SDGsのGoal 8についての解説

包摂的かつ持続可能な経済成長及びすべての人々の完全かつ生産的な雇用と働きがいのある人間らしい雇用 (ディーセント・ワーク)を促進する
(環境省HPより)