心も体もポカポカに!寒い時期の体育「準備運動」の工夫2つ
体育の準備体操は、子どもの心と体をウォーミングアップする重要な活動。少し寒くなってきたこの時期、体育の学習のはじめに「今日の体育は楽しそうだな」「早くやってみたいな」と子供が思うようなアイディアを紹介します。
執筆/大阪府公立小学校首席・川村幸久
目次
準備運動の役割
・ 体を温める
・ 心と体をほぐす
・ ケガを防ぐ
・ 意欲を高める
※必要に応じて授業のはじめに、その時間に使う体の部位を、先生の指導のもとにほぐすようにしましょう。
鬼遊び
背中タッチ鬼
鬼は、スタートから15秒の間に、帽子の色を変えた子の背中をタッチすれば勝ちです。順番に鬼を交代して楽しみましょう。3~5人のグループを作って、縦や円に並んで行います。
体じゃんけん鬼
①向かい合って体ジャンケンをします。
②じゃんけんに勝った人は、下図のAラインの外まで逃げます。負けた人は、勝った人を追いかけてタッチしにいきます。タッチされずにAラインまで逃げることができれば勝ちです。
※タッチは、強く押すと危険なので、軽くタッチすることを確認する。
※終わったら中央線に戻り、次のじゃんけんの合図を待つ。
慣れてきたら変化を付けて、「負けた人が逃げる」としてみましょう。
バランスくずし遊び
準備運動で心も体も温めて、体育の学習を楽しみましょう!
イラスト/伊神彰宏
『小三教育技術』2018年12月号より