想像する力を伸ばそう〔物語づくり・漢字〕【漢字コグトレ #12】課題シート付


12回目の今回は「想像する」力を伸ばすトレーニング。そのなかの〔物語づくり〕の漢字版である〔物語づくり・漢字〕にチャレンジしましょう。ダウンロードプリントもありますので、ぜひ活用ください。「コグトレ」とは、宮口幸治先生たちが開発した「コグニティブ(認知)機能」を高めるトレーニングのことで、身体面、学習面、社会面の3方面から包括的にトレーニングする特徴があります。本連載では、学習面のトレーニング(認知機能強化トレーニング)を基に、図形や記号、数字などを漢字に置き換え、漢字に特化した「漢字コグトレ」を紹介します。
監修/立命館大学教授・宮口幸治
目次
「認知機能強化トレーニング」とは
コグトレの認知機能強化トレーニング(→詳しくは連載第1回を参照)は、以下の表のように「覚える」「数える」「写す」「見つける」「想像する」の合計5つの分野をターゲットとしたトレーニングから成り立っています。
今回は、「想像する」のなかから、〔物語づくり〕の課題を紹介します。
このトレーニングは、バラバラに置かれたイラストを、ストーリーを想像して正しい順番に並び替えます。それには、時間的概念や論理的思考が必要となります。断片的な情報から想像する力、論理的な思考力をトレーニングします。
「想像する」のなかから〔物語づくり〕の漢字版〔物語づくり・漢字〕に挑戦しましょう。
漢字を書く課題も兼ねていますので、漢字力を養うことにもつながります。また、文章力を育てることにもつながります。漢字を習っていない場合は、漢字に書き換えないで、ひらがなで文章をつくってみてはいかがでしょう。低学年も、ぜひ、挑戦してみてください。