【相談募集中】ある児童とこじれてしまい、口をきけなくなりました

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臨床心理士・公認心理師

大多和 二郎

ある児童とこじれてしまい、辛くて学校から離れたいと思うこともあると悩む先生から「みん教相談室」に相談が届きました。その対処法と今後の過ごし方について、教員向け法定研修でメンタルヘルス研修の講師をされている臨床心理士・公認心理師の大多和二郎先生からアドバイスをいただきました。

ストレス
写真AC

Q. ある児童とこじれてしまい、その子のことを考えたり見たりするとめまいがします。自然と涙があふれ、夜も深く眠れません

ある児童とこじれてしまい、口をきけなくなりました。朝起き上がるのも辛い時は、休んでしまうほどしんどいです。その子のことを考えたり見たりするとめまいがします。時には、その子以外の子どもとも関わりたくなくなります。学校から離れたいと思うこともあります。自然と涙があふれ、夜も深く眠れません。嫌な夢も見ます。(さくら先生・40代・特別支援学級算数)

A. 病院を受診して医師に今後の方向性を相談してみることをおすすめします

「ある児童とこじれてしまい、口をきけなくなった」とのことですね。
そして、今の状態としては、起き上がれない日もあるほどとのことですね。

「口をきけなくなった」というのが、その児童と関わることが難しくなったという意味と理解しましたが、ストレス反応で人と話すことができなくなったり、声が出にくくなったりすることがあります。

いずれにしても、かなりストレス反応が出ているようですね。

心療内科を受診し、精神的な面と身体的な面での回復につとめましょう

その児童に対してだけではなく、他の子どもとも関わりたくなくなったり、学校から離れたいと思うようになったり、涙があふれてきたり、眠れず、嫌な夢も見るとのことですね。

勤務が難しくなるほどのストレス反応が出ているようですので、病院、たとえば心療内科を受診されるとよいかと思います。医師の診察を受けてみて、治療を受けながら勤務が可能なのか、少し休んだほうがよいかの診断をしてもらい、もし、少し休んで療養する必要があるということでしたら、医師の指示にしたがって、精神的な面と身体的な面での回復につとめましょう。

ストレスで不調になったときに、その場から少し距離をおいて一定期間療養することによって、早い回復につながったということはよくあります。

病院で治療を受けながら、カウンセリングで気持ちを整えることも有効

もし、休むとなるとクラスのことが気になるかと思います。途中で投げ出すような、または逃げ出すような事になりはしないかと不安になることもあるかもしれません。

しかし、心身ともに不調な様子は他の職員にもわかりますし、児童にもわかります。辛そうにしている先生を見て不安になる児童もいるでしょうし、他の職員にも心配をかけることにもなりかねません。

その児童とのこじれについて、他の職員やカウンセラーに相談することで解決の方向性や気持ちの整理がつき、心身が回復してくるのなら、仕事を休まないでいられるかもしれません。

いずれにしても、まず病院を受診して、医師に今後の方向性を相談してみることをおすすめします。

病院で治療を受けながら、カウンセリングで気持ちを整えることも有効です。

みん教相談室では、現場をよく知る教育技術協力者の先生や、各部門の専門家の方が、教育現場で日々奮闘する相談者様のお悩みに答えてくれています。ぜひ、お気軽にご相談ください。

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