小5外国語 Unit 6「What would you like?」指導アイデア①

特集
【文部科学省教科調査官監修】1人1台端末時代の教科指導ヒントとアイデア
小5外国語 Unit 6「What would you like?」指導アイデア バナー

文部科学省視学官の監修による、小5外国語科の授業案です。1人1台端末を活用した活動のアイデアも紹介します。今回はNEW HORIZON Elementary 5 Unit 6 「What would you like? ふるさとメニューをちゅうもんしよう」の単元の第1時~第4時を扱います。

執筆/高知市立義務教育学校土佐山学舎教諭・川越美和
監修/文部科学省視学官・直山木綿子
監修/高知県教育委員会事務局指導主事・江渕由紀

単元と活動

What would you like?(New Horizon Elementary 5 Unit 6)
ふるさと Caféを開いてお客様をもてなそう

単元の目標

ふるさと Caféを楽しんでもらうために、料理や注文、値段などについて、丁寧な言い方で尋ねたり答えたりして伝え合うことができる。

*なお、本単元における「書くこと」については目標に向けて指導は行うが、本単元内で記録に残す評価は行わない。

単元の評価規準

話すこと(やり取り)(クリックすると各領域の評価規準が表示されます)

●知識・技能
〈知識〉

欲しいものについて丁寧な表現で尋ねることに関わる表現とその答え方、およびその関連語句について理解している。
〈技能〉
欲しいものについて丁寧な表現で尋ねたり答えたりして伝え合う技能を身に付けている。
●思考・判断・表現
ふるさと Caféを楽しんでもらうために、料理や注文、値段などについて、丁寧な言い方で尋ねたり答えたりして伝え合っている。
●主体的に学習に取り組む態度
ふるさと Caféを楽しんでもらうために、料理や注文、値段などについて、丁寧な言い方で尋ねたり答えたりして伝え合おうとしている。

教材

  • 『NEW HORIZON Elementary 5』(児童用テキスト・デジタル教材)
  • ワークシート
  • 振り返りカード

授業のポイント

本単元は、2学期の大単元「地域のことを紹介しよう」の最後の単元になります。食に関わる場面において、丁寧な表現を使って注文したり、それに答えたりすること、値段を聞いたり答えたりすることをねらいとしています。多くの児童にとって食は関心のある分野であり、お店屋さんごっこも身近な活動と言えます。4年生の外国語活動でも好みを聞き合ってピザやパフェを作るなどして欲しいものを聞き合う学習をしていることから興味を惹かれる題材でもあります。そこで本単元では、レストランでの注文の様子を聞いたり、実際に話したりした後、地元の食材を使って「ふるさとCafé」を開き、欲しいものを注文したり尋ねたりします。最後には、お客様(学校に訪問された他校の先生方)を招いてCaféでおもてなしをする機会を設けることで、本物の活動の中で丁寧に欲しいものを伝え合う体験ができます。それによって、互いの好みや考えをよりよく分かり合うことができるようにしていきます。お客様は、学校の実態に応じて、お世話になった地域の人、参観日に来校する保護者、いつもお世話になっている上級生など、様々な設定が考えられます。また、相手が読みやすいように、Caféのメニュー表を丁寧に書く活動を行うことで、相手意識をもって丁寧に書くことができるようにしていきましょう。

「1人1台端末」活用のポイント

〇指導者のふるさとCaféでのやり取りの様子を録画し、それを児童の端末に送ると、児童は必要な時にいつでもそれを見て、必要な表現を確認できます。

〇児童用デジタル教科書に動画を視聴する場面では、全体で一緒に視聴することに加えて、個別にヘッドフォンを装着して聞けるようにすることで、個々の児童が自分に合った速さで聞いたり、必要に応じて聞き直したりすることができます。

〇ペアでやり取りの様子を録画することで、自分たちで丁寧なやり取りができているかを見直したり、教師に提出させることで見取りの精度を高め、指導のための適切な手立てを考えたりすることができます。

〇中間評価で全体で共有した事柄について、データ化して各自の端末に送ることで、必要に応じて全体で一緒に見返して思い出したり、児童が自分で使いたい表現を確認したりすることができます。

〇聞き取り活動をする際に、視聴した内容が理解できているかどうかを確認するために、ロイロノートのテスト機能を使って問題を作成すると、児童が回答して自分で答え合わせをすることができ、間違いが多いものは聞き取りのポイントを学び合うなどして、聞くことの指導につなげることができます。ただしこれは指導のための活動なので、テスト機能は使っていますが、テストとして記録に残す評価をするものではありません。

単元計画

単元計画表(クリックすると単元計画表が表示されます)

*なお、話すこと【やり取り】の評価については、単元の活動中に評価は行うが、学期末にALTと各児童との1対1のパフォーマンステストを行い、条件を一定にそろえて再度見取り、総合的に判断するようにする。
*【日本のすてき】p.61については、短時間学習等で後日指導する。

授業の流れ(全8時中 1〜4時)

第1時

1.挨拶

Hello, everyone. It’s English Time. Let’s start! How are you?

2.指導者のスキットを見る。  *「1人1台端末」活用も可

単元ゴールの活動内容を知る活動です。T1、T2、T3で次のようなやり取りを行います。

この単元では、ふるさとCaféを開きたいと思います。今日は先生が店員になるよ。お客さん来るかな~?

*T1は店員、T2、T3はお客さんの役をする。
*エプロンを付けるなど、Caféの雰囲気が伝わるように場面設定をしながら、行うようにする。

T1:
Hello! Welcome to Tosayama Cafe. (メニューカードを見せながら)This is the Drink Menu.

T2
Oh, I’m so thirsty. What do you want? (T3に向かって)

T3:
I want yuzu juice. How about you? What do you want? (T2に向かって)

T2:
Oh, yuzu juice is nice, but I want ginger ale. (T3に向かって)

T1:
What would you like?

T2:
I’d like ginger ale, please.

T3:
I’d like yuzu juice, please.

T1:
OK. One yuzu juice and one ginger ale. One moment, please.
(ドリンクを持ってくる)

T1:
Ginger ale, here you are.

T2:
Thank you.

T1:
Yuzu juice, here you are.

T3:
Thank you.

T1:
Enjoy your time.

T2:(飲み終わって、料金を払う)
Thank you very much. How much is it?

T1:
Thank you. Yuzu juice is 120 yen. Ginger ale is 150 yen. 270 yen, please.

T3:
OK. Here you are.

T1:
Thank you. Have a nice day.

T2:
Thank you. You too.

T3:
See you.

・自分たちもTosayama Caféの店員やお客さん役をすることや、お客様を招いてカフェを開くことを知らせます。
・ペアで少しカフェのやり取りをした後、この活動ができるようになるためにはどんな学習をしていきたいか問いかけましょう。
・Caféのお客役の指導者が、2人で話す時に使っている欲しいものを尋ねる表現と、店員に対して欲しいものを伝えるときに使っている表現が違っていることに気付かせます。

3.オリエンテーション

単元の学習について、見通しをもたせます。今回のテーマは「ふるさとCaféを開くこと」や、カフェのメニューを書くことであることを知らせます。

どんなメニューがあったらいいかな? お客さんとどんなやり取りをしたらいいかな? 考えながら勉強を進めていこうね。
Open your textbooks to page 54. Let’s study to open our cafe! Let’s start. 

4.【Starting Out】(p.54,55)音声「英語を聞いて、場面の順に□に番号を書こう。」

教科書54~55ページの4つのイラストを見せ、「どこに行くのかな?」「4つのイラストを並べ替えると、どんなストーリーになるかな?」と、場面の予想をさせます。

Look at the picture on page 54 and 55. What can you see? What’s this? Can you guess? Maybe a restaurant? 
Looks delicious! What do you want to eat?  What picture is No.1? Let’s find out! 

予想させた上で、音声を聞かせ、場面の順に□に番号を書かせます。

Listen and write the numbers in the boxes.

答え合わせをします。児童の実態に応じて、1・2場面は場面が終わるごとに答え合わせをし、3・4場面は続けて聞くなどするとよいでしょう。

What alphabet is No.1? What time is it? Yes, it’s 2 o’clock. Good listening!
What alphabet is No.2? Who are they? Yes, they are Grandma and Grandpa.
What alphabet is No.3? What food did you hear? Anything else? Do you like parfait? Good listening.
What alphabet is No.4? How much is one set, 980 or 790? That’s right. One set is 980 yen.

5.ペアでTosayama Caféのメニューに入れたいものを尋ね合おう。

【Enjoy Communication】Step1(p.22)より  *「1人1台端末」活用も可

自分がTosayama Caféに行ったら、どの飲み物が欲しいか問いかけます。

What do you want at Tosayama Café?

Let’s talk about the Tosayama Café menu. What drink do you want?
Do you have an idea?

Yuzu juice.

Oh, you want yuzu juice. That’s a good idea. I like yuzu juice, too. It’s delicious.

Do you have any other ideas? (C2), what do you want?

I want ume juice.

Oh, you want ume juice. That’s a good idea, too. Tosayama is famous for ume fruit, too.
OK. Talk with your partner.

始めは教師が児童に問いかけて全体で行い、その後、ペアで、Caféのメニューに入れたい飲み物を尋ね合います。

活動が終わったら、何をメニューに入れたいかを問いかけます。

What do you want? (児童から出たものを板書する)

Choose two drinks and raise your hand.

児童は入れたいものを2つ選んで手を挙げます。または、タブレットのアンケート機能を使ってもよいでしょう。

6.振り返り

振り返りカードを記入し、共有します。

Reflection time. How was today’s goal? Did you clear it very well, well, or a little?

振り返りの記述には、この単元で自分ができるようになりたいことや頑張りたいことを書くように言います。

7.【Sounds and Letters】(p.93)(3文字の聞き取り) *「1人1台端末」活用も可

電子黒板に教師のタブレット画面を写し、小文字(a~z)をアルファベット順に並べたカードを読んだり、3文字を聞き取って書いたりする活動等を行います。

Let’s read letters.
Now I say three letters. Listen carefully and write down in your textbook / tablet.
p, i, g.

児童が書き終えたら、答え合わせをします。画面上でアルファベットの文字を動かして提示し、確認します。4線の高さや幅を意識して書けているか声をかけましょう。同様にfox, ant, dogについても行います。最後に、この4つが何の生き物かを問いかけてもよいでしょう。

1人1台端末で行う場合は、小文字の書き取り1日分をシートにして児童の端末に送り、最後にそれを提出するように伝えます。採点して児童に返却するようにします。

8.挨拶

That’s all for today. Thank you, everyone. See you next time. Good bye!


第2時

1.挨拶

Hello, everyone. It’s English Time. Let’s start! How are you?

2.指導者と代表の児童のスキットを見る。

もう一度先生が店員になるよ。今日はどんなお客さんが来るかな~?(事前に1人の児童にお客さん役を頼んでおく)

単元ゴールの活動内容を思い出す活動です。T1、T2、児童の代表で次のようなやり取りを行います。T1は店員、T2、児童の代表はお客さんの役をします。店員役はエプロンを付けるなど、Caféの雰囲気が伝わるように場面設定をしながら、行うようにするとよいでしょう。

Welcome to Tosayama Cafe. (メニューカードを見せながら)
This is the Drink Menu.

Oh, I’m so thirsty. What do you want? (児童の代表に向かって)

I want ume juice.

Oh, ume juice, That’s nice. I want ume soda.

Are you ready? What would you like?

I’d like ume soda, please.

I’d like ume juice, please. 

OK. One ume juice and one ume soda. One moment, please.

(ドリンクを持ってくる)
Ume soda, here you are.

Thank you.

Ume juice, here you are.

Thank you.

Enjoy your time.

(飲み終わって、料金を払う)
Thank you very much. How much is it?

Ume juice is 100 yen. Ume soda is 120 yen. 220 yen, please.

OK. Here you are.

Thank you. Have a nice day.

Thank you. You too.

See you.

・客役の指導者と児童の代表が2人で話すときに使っている欲しいものを尋ねる表現と、店員に注文するときの言い方が違っていることに気付かせ、何と言っていたか確認します。
・友達同士や親しい人の場合は、これまでに学習してきた What do you want? や I want ~. の表現を使って欲しいものを尋ねたり答えたりできるが、お店の人など改まった場面では、What would you like? I’d like ~. を使うほうがよいこと、日本語の場面でも同じように言葉を使い分けることがあることに気付かせます。

3.今日のゴールを確認する。

前時で単元の最後にCaféを成功させるために、欲しいものを聞いたり答えたりする丁寧な表現を練習したいという声が挙がっていましたね。欲しいものを聞くとき、何て言うんだったっけ? 答えるときは? I likeでいいんだっけ? 今日は、どんな表現でどんなふうに言えばいいか勉強していこうね。
始めに、Emilyたちがどんなことをしていたか、もう一度教科書の場面を見て確認してみよう。

4.【Starting Out】(p.54,55)「映像を見て、問題に答えよう。」 *「1人1台端末」活用も可

教科書54、55ページの4つのイラストを見せ、「どこへ行ったんだったかな?」と、前時の学習を思い出させます。

Look at the picture on page 54 and 55 again. Where do they go? 今日は映像を見ながら、場面の様子をもう一度詳しく見ていこうね。What picture was No.1? Yes, picture B. First question is …. お父さんが何かを探していたね? それはどこにあったのかな? 
On the chair? Under the chair? By the chair? Let’s find out.

質問の内容を確かめ、答えを予想させた上で映像を見せ、ワークシート(資料①)に答えを書かせます。(1人1台端末を活用)

小5外国語 Unit 6「What would you like?」指導アイデア ワークシート
(ロイロノートのテスト機能を使用したワークシートの例)

必要に応じて、映像を途中で止めたり、複数回見せたりするなどして理解を確かめながら進めるようにします。

場面3については、児童がデジタル教科書を使って自分の端末で映像を見ることができるため、時間を区切って自由に問題に答えることができるようにするとよいでしょう。

Let’s watch the video and answer the questions. Let’s start!  

場面ごとに答え合わせをします。

場面①  
Where is the vest? Where is the bag? Yes! Good listening!
場面②  
How is Grandma? How is Grandpa? Are they angry or hungry?
Where are they going?
場面③  
What did Grandpa order?
How about Emily?
What chocolate sauce did she order? 
What did Emily’s father order?
場面④  
How much is one set?
What did the cashier say?

5.ペアで丁寧な表現を使って欲しいものを尋ね合おう。(Let’s Try ①②)

【Let’s Try ①】ポインティング・ゲーム  *「1人1台端末」活用も可

Open your Picture Dictionary to page 8 and 9. Let’s play the pointing game. Please point what I say.
Curry and rice, hot dog, mineral water, shaved ice, …. Good! 
では、これをペアでやってみよう。Let’s try with your partner.
(ペアでの活動が終わった後)分からない言葉はありませんでしたか?

このように、ただリピートするだけでなく、活動を通して表現を確認するようにします。Picture Dictionary 8、9ページの食べ物や飲み物は絵がついていることもあり、それほど難しい表現ではありませんが、外来語の日本語発音になってしまわないように留意させましょう。時間を区切り、児童の端末でそれぞれがデジタル教科書の音声を確認するのも有効です。

【Let’s Try ②】おはじきゲーム *「1人1台端末」活用も可

Picture Dictionary 8、9ページの中から、欲しいものを5つ選んでおはじきを置きます。その際、食べ物、飲み物、デザートの各コーナーから1つ以上選ぶように伝えます(デジタル教科書を使用する場合は、赤丸を付けます)。

欲しいものを尋ねて、それに答え、自分が選んでいるものを相手が言ったら、おはじきを取ります(青丸を付けます)。

Let’s start ohajiki game. Choose five from the menu.
What would you like, (T2)?

I’d like parfait.

Parfait, OK.(T2に向かって)
Who is “Me too”? If you chose parfait, take the ohajiki off. 

(児童に向かって)
What would you like, (C1)?

I’d like soup.

Soup. OK. Me too!

今度は、C2にみんなで一緒に聞いてみよう。What would you like?

I’d like sausage.

児童の実態に応じて始めの1、2人には教師が問いかけて全体で行い、その後、様子を見て児童が全員で問いかけるようにします。何回か全体で行った後、最後は、ペアで聞き合う時間をとります。

活動が終わったら、いくつおはじきを取ったかを問いかけます。

How many ohajiki do you have? Who has zero? Wow, you are very lucky.

6.振り返り

振り返りカードを記入し、共有します。

Reflection time. How was today’s goal? Did you clear it very well, well, or a little?

7.【Sounds and Letters】(始まりの音③)(p.95) *rで始まる音

始まりの音③の音声を聞いて、ribbonの「r」と始まりの音が同じ単語にチェックを入れるように言います。
児童の実態に応じて、聞く前に予想させてから行ってもよいでしょう。
lionについては、間違える児童も多いと思われるため、聞いた後に、一緒に口に出して言ってみるなどします。

ring, riceの他にも同じ音で始まるものがあるか問いかけてもよいでしょう。(rabbit, race, rain, etc.)

Let’s listen to the beginning sound. What is the same sound?

8.挨拶

That’s all for today. Thank you, everyone. See you next time. Good bye!


第3時

1.挨拶

Hello, everyone. It’s English Time. Let’s start! How are you?

2.【Let’s Watch and Think】(p.55)

英語でまとまった短い話を聞く活動です。音声を聞く前に、写真を見て予想させます。

①Jianzi(ジェンズ)

Look at picture number1. What’s this? Looks delicious! Yes, it’s gyoza! But which country is it from? Can you guess?
Let’s find out!
国が分かったら、他に聞こえた表現も確認します。(popular, different, boil)
boilって何だったっけ? 中国では、餃子をゆでて食べることが多いんだって。

Would you like Chinese gyoza? I’d like to eat some.

②Pierogi(ピエロギ)

Look at the number 3 picture. Which country is this, Poland or India? Let’s find out!
国が分かったら、他に聞こえた表現も確認します。(Europe, festival, like Japanese gyoza

Would you like to go to the Pierogi festival? I’d like to go!

③Samosa(サモサ)

最後は答えが分かっているので、どんな表現が説明の中に聞こえてきそうか予想させてから聞かせます。

Look at the number 2 picture. Which country is this? Yes, it’s India.
どんなことを言うと思う? How about the shape? What is inside? Let’s find out!

3つとも聞いたところで、3つの絵を指しながらどれを食べてみたいか問いかけます。

What would you like (to eat)? 

3.【Let’s Chant ①】(p.55)「I’d like a hamburger.」

一度チャンツを流し、内容を確認した後にチャンツを再度流し、言えるところを言うように励ましましょう。

What is the first order? A hamburger and? That’s right. It’s a salad.
What is the second order? Ramen and? That’s right. It’s juice.
What is the last order? Zenzai and? That’s right. It’s matcha.
Let’s chant together! Would you like to start?

4.今日のゴールを確認する。

前時で欲しいものを聞いたり答えたりする丁寧な表現は分かったけど、まだ上手に言えないからもっと練習したいという声が挙がっていましたね。欲しいものを聞くとき、何て言うんだったっけ? 答えるときは? 今日は、ロールプレイをしながら、練習していこうね。

5.Caféのロールプレイをする。【Enjoy Communication】(Step 1)

Caféの店員と客の役に分かれてロールプレイを行います。ペアでじゃんけんをし、役を決めて客の役になった児童は廊下に並び、店員役の児童は教室の中で自分のパートナーが入って来るのを待ち、席に案内して注文を取るようにします。客が注文したものの絵カードを客のところに届けます。

1人目のロールプレイが終わったら、役割を交代して2回目を行います。

ロールプレイの発話例

Welcome to Tosayama Cafe. (メニューカードを見せながら)
This is the Drink Menu. 

Thank you.

What would you like? 

 I’d like ume soda, please.

Ume soda. OK. One moment, please.

(ドリンクを持ってくる)
Ume soda, here you are.

Thank you.

Enjoy your time.

中間評価
1回目が終わったところで一度止め、困ったことがなかったか、知りたいことや練習しておきたいことはないか問いかけます。児童から出てきた質問は、板書し、考えを共有できるようにします。
児童から意見や質問がなかった場合は、次のようなことをするとよいでしょう。
・1組の児童のペアを取り上げ、モデルとしてロールプレイをしてもらい、よかったところを共有する。
・指導者のバッドモデル(目的や場面に適していない表現等)を見せ、どうすればよいかを問いかける。

中間評価で学んだ事柄を実践することができるように、2回目のロールプレイを行います。

小5外国語 Unit 6「What would you like?」指導アイデア イラスト

6.振り返り

振り返りカードを記入し、共有します。

Reflection time. How was today’s goal? Did you clear it very well, well, or a little?

振り返り記述の視点として、①今日の活動で自分の活動をどう調整したか、②何を取り入れたのか、③その結果どんなことができるようになったかを提示し、児童が自分の学習を振り返ることができるようにします。

7.【Sounds and Letters】(p.93)(3文字の聞き取り)*「1人1台端末」活用も可

電子黒板に教師のタブレット画面を写し、小文字(a~z)をアルファベット順に並べたカードを読んだり、3文字を聞き取って書いたりする活動等を行います。

Let’s read the letters.
Now I say three letters. Listen carefully and write down in your textbook / tablet.
j, a, m.

児童が書き終えたら、答え合わせをします。画面上でアルファベットの文字を動かして提示し、確認します。4線の高さや幅を意識して書けているか声をかけましょう。同様にtea, egg, gumについても行います。最後に、この4つが何の食べ物かを問いかけてもよいでしょう。

1人1台端末で行う場合は、小文字の書き取り1日分をシートにして児童の端末に送り、最後にそれを提出するように伝えます。採点して児童に返却するようにします。

8.挨拶

That’s all for today. Thank you, everyone. See you next time.
Good bye!


第4時

1.挨拶

Hello, everyone. It’s English Time. Let’s start! How are you?

2.【Let’s Chant ①】(p.55)「I’d like a hamburger.」

一度チャンツを流し、内容を確認した後にチャンツを再度流し、言えるところを言うように励ましましょう。

What is the first order? A hamburger and? That’s right. It’s a salad.
What is the second order? Ramen and? That’s right. It’s juice.
What is the last order? Zenzai and? That’s right. It’s matcha.
Let’s chant together! Would you like to start?

3.今日のゴールを確認する。 *「1人1台端末」活用も可

前時で欲しいものを聞いたり答えたりする丁寧な表現はできるようになったから、次は値段を言ったり聞いたりできるようになりたい、という声が挙がっていましたね。値段を聞くとき、何て言うんだったっけ? 答えるときは? 今日は、値段について学習していこうね。

4.【Let’s Try ③】「ペアで料理の値段を聞き合う」

●Price game ①

ピクチャーディクショナリー8・9ページを見ながら、料理の値段を確認します。

How much is the pizza? 

500 yen.

That’s right. It’s 500 yen.
How much is the juice?

It’s 200 yen.

OK! How much is the steak?

It’s 630 yen.

児童が数字の言い方で困っている場合は、ピクチャーディクショナリー5ページに戻り、数字の言い方を確認するように伝え、練習する時間をとるとよいでしょう。

Price game ②

指導者2人がペアになり、1人がピクチャーディクショナリーを見ながら値段を尋ね、もう1人はピクチャーディクショナリーを見ずに値段を答えます。尋ねた方は、答えがあっているか、もっと上か下かを伝えます。当たったら、役割を交代します。

Don’t look at your Picture Dictionary.
How much is the spaghetti?

Umm. It’s 500 yen.

Oh, 500 yen? Up! (動作を付けて)

It’s 550 yen.

Oh, close! A little up. (動作を付けて)

It’s 560 yen.

That’s right!

5.【Let’s Listen②】「値段を聞き取ろう。」(p.57) *「1人1台端末」活用も可

1人1台端末を活用する場合は、カードをロイロノート等で配付して活動を行います。

(   )yen plus (     ) yen is (     ) yen.

値段を尋ねたり答えたりするのがずいぶん上手になっているのが聞こえてきました。では、ここで聞き取りに挑戦して
みよう。今から、注文した料理の値段と合計金額を言うので、教科書(またはロイロノートのカード)に金額を書こう。
Are you ready?
An omelet is 410 yen. Soda is 130 yen. 410 yen plus 130 yen is 540 yen. 540 yen, please.

児童が書いているのを確認します。様子を見て、必要ならもう一度言います。答えを確認して、間違いが多いようなら、問題を変えてもう一度挑戦します。

6.【Let’s Listen ①】「注文したものとその値段を聞き取ろう。」(p.57)

もう1つ聞き取り問題に挑戦してみよう。この3人がランチセットで注文するのはどれかな?

デジタル音声で注文を聞き取り、答え合わせをします。

ランチセットの値段はいくらだったかな?
How much is the lunch set? It’s 980 yen.
もしも、セットじゃなくて、バラバラに頼んだらいくらになるかな? 誰が一番得をしたのかな? よく聞いて計算してみよう。

(Grandpa) Gyoza is 220 yen. Ramen is 480 yen. Annindofu is 350 yen.
(Emily) Pizza is 500 yen. Salad is 240 yen. Parfait is 320 yen.
(Dad) Hamburger is 570 yen. Salad is 240 yen. Ice cream is 220 yen.

How much is the total?
Grandpa’s total, 1050 yen. Emily’s total, 1060 yen. Dad’s total, 1030 yen. 

一番得したのは誰でしたか? It’s Emily!

 7.Hawaiian Caféで食べたいメニューを注文する。

Hawaiian Caféのメニュー(下画像)を見せ、どんな食べ物や飲み物があるのか、ペアで確認するように言います。名前が分からないものや質問があれば答えて、全員で確認します。必要に応じてピクチャーディクショナリー11ページの味の表現を復習します。

小5外国語 Unit 6「What would you like?」指導アイデア ワークシート
Hawaiian Caféのメニューの例。活動に合わせて、オリジナルメニューを用意しましょう。

料理の合計が設定金額(2000円)に近くなるように注文するように言います。

Look! This is the Hawaiian Café menu. Very delicious. What would you like to order?
Let’s challenge to make the perfect order. The price is 2000 yen.

ペアでじゃんけんし、店員役と客の役に分かれます。

小5外国語 Unit 6「What would you like?」指導アイデア ワークシート
オーダー票の例。

店員役はオーダー票(上図)を持ち、相手の名前とオーダーを書き入れます。客の役は、メニュー表(児童用は値段の入っていないものを配付します)を見ながら、食べたいものや飲みたいものを注文します。

What would you like?

 I’d like loco moco.

OK. One loco moco.

全員のオーダーが終わったら、本時では、料理の値段を1つだけ発表します。指名された児童は、自分が注文を取ったオーダー票を見ながら、知りたい料理の値段を教師に尋ね、分かった値段をオーダー票に書き入れます。

How much is the loco moco?

 Loco moco is 800 yen.

他の値段は、次回発表することを伝えます。

8.振り返り

振り返りカードを記入し、共有します。

Reflection time. How was today’s goal? Did you clear it very well, well, or a little?

9.【Sounds and Letters】(終わりの音①)(p.95) *anで終わる音

終わりの音①の音声を聞いて、canの「an」と終わりの音が同じ単語にチェックを入れるように言います。児童の実態に応じて、聞く前に予想させてから行ってもよいでしょう。

Let’s listen to the ending sounds. What is the same sound?

10.挨拶

That’s all for today. Thank you, everyone. See you next time. Good bye!

第5時~第8時は、小5外国語 Unit 6「What would you like?」指導アイデア②をご覧ください。


イラスト/荻野琴美(オーデザインチャンネルズ)、横井智美

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