事務職員、栄養職員、用務員…学校を支える人たちのことを知り感謝の思いを伝える学級活動
学校にはさまざまな仕事をする人がいます。児童や教員はその人たちに支えられて日々過ごしており、教師はその存在に対して児童が目を向けられるように指導し、陰の仕事を手伝ったり、感謝を伝えたりすることを通して、学級や学校への愛着を湧かせたいものです。それでは、学校にはどのような人がいるのか、どのような活動が学級経営に生かせるかを見てみましょう。
執筆/東京都公立小学校教諭・吉井貴彦

目次
事務職員
学用品などを用意し、管理をしてくださっています。備品の片付けや、物を丁寧に使うことで、感謝の気持ちを伝えましょう。
学校栄養職員や給食調理員
毎日、全校児童の給食がつくられる裏側では、学校栄養職員が食材の注文や栄養バランスを考えた献立づくりをしています。調理員には、調理だけでなく、食器の準備、片付けなど、目には見えない仕事が多くあります。
その方々に、例えば、学級活動で食習慣についてチームティーチングで指導していただいたり、食品ロスの問題についてインタビューしたりすることも考えられます。給食ワゴンに感謝のメッセージを置いて返す取り組みもいいでしょう。
