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クラス全体が成長する!年度はじめの学習規律づくり

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年度はじめにどのように学習規律を浸透させるかが、1年の学級経営を決めるといって過言ではありません。ここでは、4月当初からの学習環境づくりについて解説します。

執筆/熊本県公立小学校教諭・一法師文明

年度初めの学習環境づくり

学習規律を確立しましょう

学習環境を整えることは、学力向上や一人一人を大切にした学級をつくるためにとても大切です。

学習規律をどのように確立していくかが、1年間の授業づくりや学級経営に大きく関係していきます。

①学校で統一している「学習規律」を確認!

学習の準備、挨拶、授業中の姿勢など、学校で統一している学習規律を確認しましょう。学習規律は、発達段階に応じて設定してある場合が多いため、各学年において確実に定着させることが大切です。

②学習規律の徹底!

4月当初からどのように学習規律を浸透させるかが、1年の学級経営を決めるといってもよいでしょう。

指導のポイント

  • きちんとできている子を褒める。
  • 学年に応じて理由を子供に伝え、理解できるようにする。
  • やさしく指導するだけでなく、ときには厳しい指導を入れる(めりはりのある指導を行う)。
  • 教師が率先してやって見せる
規律があるかないかの違い

ポイント1 子供たちの成長を楽しみながら指導しましょう

学習規律を徹底しようとするあまり、できなかったときに何回もやり直しをさせたり、いつも強く叱ってしまったりしては、子供たちは委縮し、学習意欲の低下につながります。子供たちが気持ちよく学習規律を守れるように、担任も子供たちの成長を楽しみながら学習規律の定着に取り組みましょう。

指導の悪い例と良い例

守れない子供への対応

だめなものはだめと明確に指導することは大事なことです。曖昧な指導や先生の気分で指導の仕方を変えないようにし、特別に配慮が必要な子供には、それぞれの子供に応じた声かけや指導をしましょう。

ポイント2 学習規律を守るよさを実感させましょう!

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