朝の会・帰りの会の役割・意義を考えよう
ほとんどの学校・学級では、学校に登校したら朝の会、下校の前には帰りの会が行われていることでしょう。ほぼ毎日行われる朝の会や帰りの会の意義を教師が意識しておくことで、この短い時間の中で子供たちの力をぐんと伸ばすことができます。
執筆/神奈川県公立小学校教諭・木村綾子

目次
朝の会
朝の会の役割について考えてみます。
- 一日の流れ(予定)を見通す。
- その日にやること、がんばりたいことなど、自分の一日のめあてが明確になる。
- 「よし、今日もがんばるぞ」と、一日のスタートのスイッチが入る。
- みんなと会うことで「学校に来てよかったな」と思える。

次に、そのための方法を考えてみましょう。
- 一日の予定をホワイトボードなどに書いて視覚化する。
- その日のめあて(学級全体や個人)を考える時間を確保する。
(形態は個人、ペア、グループなどさまざま)
※学級目標に関連してめあてを立てることもあります。 - 学級みんなで笑顔になれることをプログラムに入れる。
例:簡単なゲームをする
※ジャンケンを入れたゲームは、準備物がなく、短時間でできるのでおすすめです。
※スピーチなども考えられます。