高学年のノート指導のポイント
ノート指導のポイントについて、「授業ノート編」と「自主学習ノート編」に分けて紹介します。
執筆/福岡県公立小学校教諭・池上詠子

目次
授業ノート編
授業中、子供たちはノートに、板書を写したり、課題解決の過程や自分の考えなどを書いたりします。学びのふり返りにも効果的なノートの書き方を指導しましょう。
押さえておきたい事項
❶日付、ページ
❷単元名(題材名)
❸めあて
❹まとめ、振り返り を入れる。
- 丁寧に書く。直線は定規でまっすぐに引く。
- 「めあてとまとめは枠で囲む」「大事な言葉は赤色で書く」などの約束事を決めておく。
- 板書と対応させ、表や囲み、吹き出し、矢印等の記号を使って見やすくまとめさせる。
上下見開き縦書き 例
左右見開き縦書き 例
左右見開き横書き 例
子供が書いたノートを集め、書き方や内容などのよさを、花まるやコメントで称賛します。「指導と評価の一体化」を意識し、評価を記録し、つまずきや課題があれば、個別にアドバイスを入れましょう。