トラブル発生時の保護者への連絡はこうする
11月頃は子供たちが学校に慣れてきて、のびのびと過ごす半面、子供同士のトラブルが増えてくる時期でもあります。トラブルが起こったとき、どのように対応するか、どのように保護者に伝えるかを考え、保護者とともに子供をよりよく育てられるようにしましょう。
執筆/神奈川県公立小学校教諭・藤井 翼

目次
子供同士のトラブルに関しての保護者への連絡
休み時間や登下校時など、教師の目が届きづらい場所でトラブルが起きることも多くあります。子供たちの話をよく聞いて対応し、保護者に伝えられるようにしましょう。
正確な状況把握
まずは発生時の状況を聞きましょう。当事者や事情を知っている子供から聞き取りを行い、情報をすり合わせながら、正確な状況を教師自身が把握します。最初から決め付けたり、いきなり指導をしようとしたりせず、当事者の話を受け止めて聞くことが大切です。
もし、保護者からの連絡でトラブルが発覚した場合は、保護者の訴えと食い違うことはないか、注意して聞き取りを行いましょう。