ページの本文です

小3道徳「いただいたいのち」指導アイデア

執筆/千葉県公立小学校教諭・河田光輔
監修/千葉県教育庁東葛飾教育事務所指導室指導室長・大舘昭彦、文部科学省教科調査官・浅見哲也

教科書教材を用いた授業の広まり

道徳の時間が教科化されたことにより、主たる教材である教科用図書(以下、教科書)を用いた授業が広く行われ、授業の量的確保につながっています。教師には、今まで以上に教科書教材のよさを生かした指導方法の質的転換が求められているのではないでしょうか。

教材のよさとは、教材に含まれる道徳的価値であり、教材の特長だと考えます。本稿では、小学三年生を対象に、「いただいたいのち」(東京書籍『新しいどうとく3』)という教科書教材を用いた授業の実践事例を紹介します。

小3道徳「いただいたいのち」指導アイデアのイメージ画像
写真AC

本教材のあらすじ

「いただいたいのち」という物語の前半は、ある日突然、血液のがんを患ったゆきさんが苦しい治療やその副作用に耐える様子を、ゆきさんの母親の視点から描いています。

物語の後半は、元気を取り戻したゆきさんの視点から、看病してくれた母親や周囲の存在に対する感謝や気付きを綴った手紙として描いています。

本教材のよさについて

学校の先生に役立つ情報を毎日配信中!

クリックして最新記事をチェック!

人気記事ランキング

授業改善の記事一覧

フッターです。