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保護者を味方にする信頼関係のつくり方【学級経営1年間の見通しと毎月のアイデア#8】

みなさんは「保護者対応」と聞いて、どんな場面を思い浮かべますか?
何となく怖いとか、緊張してしまうとか、そんな印象をお持ちだったりすることはないでしょうか?
しかし、教師も保護者も、願いは子どもの健やかな成長。目指すところは同じです、教師と保護者とが協力しあってこそスムーズな学級経営が成り立ち、子どもたちが伸び伸び成長できるというものです。今回は、担任が保護者と信頼関係をつくりあげるポイントについてお伝えします。みなさんもぜひ積極的に働きかけて、保護者の皆さんを味方につけましょう。

若手先生の航海図|学級経営1年間の見通しと毎月のアイデア バナー

執筆/環太平洋大学教授・内田仁志

保護者対応は、クレーム処理ではない

保護者対応とは、問題が起こってから行うクレーム処理のような“対処”のことではありません。本当の保護者対応とは、問題が起こらないように、日常の中で信頼関係を築いておくことです。

クレームが起こるとき、多くの場合は「出来事」そのものよりも、「普段の関係性」が引き金になっています。逆に言えば、普段から信頼が積み重なっていれば、同じ出来事が起きても大きな問題に発展しないことは少なくありません。

では、保護者は何を見て、何を感じているのでしょうか。

保護者の気持ちは、いつの時代も3つ

保護者の思いは、突き詰めると次の3点に集約されます。

  1. この先生は、クラスをきちんとまとめてくれるだろうか
  2. この先生は、勉強をきちんと教えてくれるだろうか
  3. (そして何よりも)わが子を大切にしてくれるだろうか

こうした思いは、親としては当然のことですよね。
だからこそ、最初が肝心です。保護者は、学級開きの段階では基本的に教師に期待しています。
ただ、その期待は教師のちょっとした準備不足や言動で、簡単にひっくり返ることがあるのです。

始業式の1日が、1年間の評価を決める

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