小５特別活動「６年生へ向けたパワーアップ会をしよう」指導アイデア

文部科学省教科調査官監修による、小５特別活動指導アイデアです。2026年１月は、学級活動⑴「６年生へ向けたパワーアップ会をしよう」の実践を紹介します。リーダーとして心がけることや、支える・助けるフォロワーの立場としてどんなことを考えて行動するかなどを意識して、助け合うことができるようにすることを目指します。

執筆／青森県公立小学校教諭・林　義隆
監修／文部科学省教科調査官　和久井伸彦
　青森県公立小学校校長・河村雅庸

年間執筆計画

はじめに

３学期に入り、最上級生まで残り３か月。６年生からバトンを引き継ぐ意識と意欲を醸成していく時期となります。縦割り班活動や「６年生を送る会」などで、これまでお世話になった６年生に感謝を伝える行事が予定されていることでしょう。それらの活動において、バトンを引き継ぐ立場として、効率よい準備や片付け、どのような運営を行えばいいのかを考えて取り組む力を育てていきたいものです。
そこで、６年生に向けて、学級全体のパワーアップを目指してどんなことができるのかを話し合い、取り組んだ実践を紹介します。

1　事前の活動