雨の日 もっと交流する場づくり 子供の心と体を育てる 「折々のレク&ゲーム」#29【全学年】

今回のテーマは小1から小6まで楽しめる「雨の日 もっと交流する場づくり」レク&ゲーム。雨の日が増える梅雨の季節。屋内で簡単にできて、体を動かして楽しめるレクを紹介します。クラスがまとまり、子供たちが学校に行きたくなる「レク&ゲーム」の連載29回目。レク&ゲームは動画で分かりやすくなっています。
監修/東京都公立小学校指導教諭・岩田純一(シン体育代表)、アップ研究会
授業者/東京都公立小学校指導教諭・岩田純一
目次
レク1 リズムで遊ぼう
リズムに合わせて動くリズム遊びをすることで、心をほぐす。
なし
1 「8、8、4、4、2、2、1、1」のリズム(動画参照)で手遊びをします。はじめは全員で簡単な動きから始めます。例えば、右側で手を8回たたき、左側で手を8回たたく、次は右側で4回、左側で4回、右側と左側で2回ずつ、そして右側と左側で1回ずつ手をたたき、最後に「イエー」と言います。
2 このようにして、リズム遊びをします。
<リズム遊びの動き例>
●肩をたたく
●けんけん
●屈伸
●浅い伸脚
●深い伸脚
●アキレス腱を伸ばす
3 全員が慣れたら、次に2人組になって行います。最初は、互いの右手と右手を合わせ、次に左手と左手を合わせるという動きでリズム遊びをします。
4 次に難易度を上げて、じゃんけんバージョンを行います。右手パー、左手グー、次は右手グー、左手パーという動きでリズムを取ります。2人の互いの手は、パーにはグーが、グーにはパーが合わさるようになり、常にパーにグーをパンチする動きをします。
5 最後に自分たちで考えた動きを行います。
<活動の動画はこちら>
<ポイント&留意点>
はじめは簡単な動き、ゆっくりのリズムで全員で行います。緊張状態の集団でも、リズム遊びを楽しむことで心をほぐし、仲間との関わりを広げていくことができます。友達を変えて多くの子と関われるようにしましょう。今回、体育などの準備運動で行う屈伸や伸脚などを取り入れています。体育の授業の準備運動などをこのリズムで行うと、子供たちは楽しくなって意欲がわいてくると思います。教室で行うときには、手の動きだけで楽しみましょう。