環境教育のきっかけづくりに!第22回 ブリヂストンこどもエコ絵画コンクール 開催のお知らせ【PR】
SDGsや環境教育の重要性は理解しているものの、児童生徒の興味を引きつつ、限られた授業時間の中でどのように実践すればよいか悩んでいませんか? そこで提案したいのが、株式会社ブリヂストンが主催する「ブリヂストンこどもエコ絵画コンクール」の活用です。
本記事では、同コンクールの特徴や活用ヒントとともに、12月から募集開始される「第22回 ブリヂストンこどもエコ絵画コンクール」の概要についてお知らせします。
PR/株式会社ブリヂストン
目次
ブリヂストンこどもエコ絵画コンクールとは?
「ブリヂストンこどもエコ絵画コンクール」は、2003年から毎年開催されているコンクールです。今年で22回目を迎え、これまでに延べ72万点以上もの作品が寄せられています。
本コンクールの主な目的は、子供たちの環境意識と創造性の育成、環境・自然の大切さの社会への発信、そして家庭、学校、地域社会における環境問題への関心喚起です。これらの目的は学校教育がめざす方向性と合致しているといえるでしょう。
本コンクールの特徴は、様々な教科や活動と柔軟に連携させられる点にあります。例えば、総合的な学習の時間では、地域の環境問題について調査し、その解決策を絵で表現する活動が考えられます。生態系や気候変動について学び、そのメカニズムや影響を視覚化することで複雑な概念の理解を促進できるという点では理科とも関連づけられ、環境保護に関する地域や世界の取組を調べ、未来の持続可能な社会像を描くことで、社会科とも関連づけができます。
図画工作の時間には、環境をテーマにした観察画や想像画を制作し、表現技法を学びながら環境への感性を磨くことができます。さらに、道徳の授業では、自然との共生や環境保護の重要性について考え、自分の思いを絵で表現することで、環境倫理の育成にもつながります。
これらの活動を通じて、児童生徒は環境への関心を高めるとともに、創造的な問題解決能力を育成することができるのです。
第22回コンクールの概要
12月から募集開始となる今年度(第22回)のコンクールテーマは「みつけよう しぜんのたから」です。このテーマは、身近な自然の価値を再発見し、それを大切にする心を育むことを意図しています。公園の小さな花、空を舞う鳥、川のせせらぎなど、日常にある「自然の宝物」に目を向けることで、環境保護の意識を身近なところから育てるきっかけづくりになります。
応募期間は2024年12月1日から2025年1月17日までで、日本在住の小学生以下の子供が対象となっています。冬休みを含むこの期間は、じっくりと作品制作に取り組むのに適しており、家族と環境について話し合う良い機会にもなるでしょう。
各賞受賞者には下記のような多彩な賞品が授与されます。
さらに応募者全員にひとりひとりの作品がプリントされたオリジナルステッカーがプレゼントされるので、入賞の有無に関わらず、全ての参加者が達成感を得られる仕組みになっています。こうした参加者全員への配慮は、教育的観点からも高く評価できるものです。
過去に参加した子供からは、「作品がステッカーになるのが嬉しくて、いつもワクワクしながら参加しています」との声が、保護者からは「作品やステッカーを通じて、親子で環境や自然に関する会話の機会を何度かもつことができました。親子の大切な会話の時間ができました」といった声が届いています。
環境教育へのコンクール活用のヒント
このコンクールを教育現場で効果的に活用するために、以下のような取組が考えられます。
①教科横断的な学習として
理科、社会科、図画工作など、複数の教科を横断した学習計画を立てることで、より深い学びにつながります。例えば、理科で生態系について学び、社会科で地域の環境保護活動を調査し、国語で環境をテーマにした物語を読み、それらの学びを総合して図画工作で表現するといった具合です。この方法により、環境問題を多角的に捉え、総合的な理解と創造的な表現力を育成することができます。
②地域連携の取組として
地元の環境団体や自然公園などと連携し、実地体験と作品制作を結びつけることで、より実践的な環境教育が可能になります。例えば、地域の河川浄化団体と協力して清掃活動に参加し、その経験を絵に表現するといった活動が考えられます。また、地域の専門家を招いて環境講座を開催し、その学びを作品に反映させることもできるでしょう。こうした活動は、地域への愛着を深めると同時に、環境問題を身近な課題として捉える機会となります。
③SDGsとの関連付け
このコンクールのテーマは、SDGsの複数の目標と関連付けることができます。グローバルな視点での環境教育にも活用できるでしょう。例えば、目標13「気候変動に具体的な対策を」と関連付けて地球温暖化の影響と対策を考え、目標14「海の豊かさを守ろう」と結びつけて海洋プラスチック問題を探究し、それらの学びを絵画で表現することができます。このアプローチにより、身近な環境問題とグローバルな課題のつながりを理解し、世界市民としての意識を育むことができます。
④校内展示会の開催
応募前に校内で作品展示会を開催することで、児童生徒間の学び合いを促進できます。単に作品を展示するだけでなく、制作者による作品説明会や、来場者による感想共有会などを組み込むことで、より深い交流と学びが期待できます。また、保護者や地域住民も招待することで、環境問題への関心を学校全体、さらには地域全体に広げることができるでしょう。こうした活動は、児童生徒の発表力や環境問題への当事者意識を高める効果も期待できます。
絵画コンクールと組み合わせて主体的な学びを促進
絵画という親しみやすい表現手段を取り入れ、そして絵画コンクールという目標を設定することで、環境問題という複雑な課題への児童生徒の主体的な学びを促進できる点が注目されます。また作品の制作過程で行う調査や思考が、理解を深めるきっかけを作り、総合的な学習能力の向上にもつながるでしょう。
各学校の実情に合わせて、このコンクールの教育活動への活用を検討してみてはいかがでしょうか。冬休み中の自由課題としても好適です。授業での活用例の資料や、児童生徒向けに配布する資料も公式サイトにてご用意しています(編集可能なデータもあり)。
「第22回 ブリヂストンこどもエコ絵画コンクール」の詳細は公式サイトをご覧ください
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【お問合せ先】
ブリヂストンこどもエコ絵画コンクール事務局
問い合わせフォーム:こちらから
フリーダイヤル:0120-587-234(2025年1月6日[月]~3月31日[月]平日9:00~17:00)