ゴールイメージを明確に! 三学期の学級経営~積み上げ期の1月
修了式や卒業式といった1年間のゴールが見えてくるこの時期は、子供たち一人一人や学級全体をさらに伸ばす絶好のチャンスです。その一方で学級の課題が見えてくる時期でもあります。学級の現状をきちんと分析し、個々も集団もさらに伸びる学級経営を目指しましょう。
執筆/岡山県公立小学校教諭・橋本久美

目次
ゴールイメージの再確認
まずは修了式や卒業式の日をどのような姿で迎えたいか、具体的な姿をイメージしましょう。

目指すゴールが再確認できたら、「実現するという願いを持って指導に当たることが大切です。
また、「学級の目標」と関連づけた上で、子供たちとゴールイメージを共有しましょう。
先入観・固定観念の打破
この時期の高学年では、学級の中で次のような様子が見られませんか?

同じ集団で過ごす時間が長くなると、人は知らず知らずのうちに先入観や固定観念で人を判断することがあります。このような状況に陥らないためにも、担任は学級の子供全員のよさを見つけ続ける姿勢を大切にしましょう。また、子供たちの先入観や固定観念を打破する取組を意識的に取り入れましょう。