【おもしろ授業アイディア】理科 生物や実験器具に興味を広げる活動

夏休み明けの子供たちの興味を引くこと間違いなしの、理科の授業アイディアを紹介します。
監修/兵庫県姫路市立城東小学校教諭 横田直人
目次
チョウの体パズルで遊ぼう[小三]
二学期最初の単元は「昆虫のかんさつ」です。さまざまな昆虫の体を観察する学習を通して、一学期に学習したチョウの体と似ているところを見付けながら、昆虫の頭・胸・腹に関する理解を深めます。
そして、この学習の土台となる「チョウの体」を想起させるために、「チョウの体はどんな部分に分かれていましたか?」「チョウの足はどこに付いていましたか?」と子供たちに問う展開が多いと思います。
しかし、本単元は一学期単元「チョウを育てよう」からつながる単元であるため、導入とはいえ既習知識の活用を設定したいところです。

そこで考えたのが、「チョウの体パズル」です。グループで話し合いながらチョウの体のパーツをつなげて、チョウの体を完成させていきます。夏休み明けの子供たちに実際にさせてみると、案外昆虫の体の仕組みを忘れており、腹から足が6本飛び出しているグループも見られることがあります。
この活動を通して、「チョウの体は頭・胸・腹に分かれていること」「胸に6本の足が付いていること」について楽しみながら理解を深めることができます。