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夏休み宿題最大の敵「読書感想文」には事前指導が必須!

特集
教師の夏休み特集:研修活用・自己研鑽・過ごし方のヒント

兵庫県公立小学校校長

俵原正仁
原稿用紙とえんぴつ
写真AC

夏休みの宿題として必ず出される読書感想文ですが、「何を書いたらよいかわからない」と、なかなか手をつけられない子どもが多いのが実情。感想文の書き方をきちんと事前指導しておけば、感想文へのハードルはぐんと下がって、子どもたちは不安なく取り掛かることができます。

文/兵庫県公立小学校校長・俵原正仁

事前指導で子どもの不安感をなくそう

ついつい最後まで残ってしまう夏休みの宿題といえば、読書感想文と自由研究。

なぜ最後まで残ってしまうのかと言えば、

「何を書いたらよいかわからない」
「何を調べたらよいかわからない」

からです。自由研究については、理科の時間等に、テーマを決めさせるだけでも、心理的負担がぐっと減ります。研究(実験・観察)の方法は、理科の時間に行っているからです。

問題は、読書感想文です。多くの学級では、一学期、感想文の書き方の指導を一切せずに、「さぁ、書いてきてください」と、いきなり夏休みの宿題に登場するのです。

これでは、子供たちは(保護者も)たまったものではありません。経験もないカーリングの試合に、いきなり「今すぐ出てください!」と言われたようなものです。

ですから、夏休み前のバタバタしている時期ですが、どこかで時間をとって感想文の書き方を指導しましょう。

「感想文の書き方のコツ」プリントで指導しよう

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