楽しいクラブ活動で、組織づくりと運営を子供たちに体験させよう

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元東京都公立小学校校長

清水弘美
卓球する小学生の男の子

クラブ活動では、ただ楽しく活動するだけではなく、組織づくりと運営を子供たちが体験できるようにしましょう。クラブを立ち上げるところから、子供たち自らが考え、自主的な活動となるように教師は見守っていきます。

クラブ活動の組織づくり

クラブ活動は組織づくりと運営を体験する場所です。クラブ活動は子供たちの自発的な活動になるようにします。そのためには、子供たちがつくりたいクラブを立ち上げることが第一歩です。そして、クラブ長を中心にメンバーが話し合ってクラブの年間活動計画を立て、年間の活動内容を決めます。同じクラブを3年間続けることが望ましいでしょう。

【クラブ立ち上げの例】

  1. 異年齢の子供たちで、クラブを発起する。
  2. 発起した子供たちが、他の子供たちに呼びかけて、仲間を集める。
  3. 仲間が集まったら、クラブ長等を決め、組織を固める。

例えば、発起人がクラブ活動専用の掲示板に新しいクラブを告知して、集会でプレゼンテーションを行い、募集をかけます。

「バレーボールクラブ」の紹介ポスター

そのクラブに入りたいと思った子供は、その告知のところに自分の名前のカードを貼ります。

入りたいクラブのところに自分の名前のカードを貼る

最低何人以上、かつ各学年の子供がそろうなどの条件をクリアすると、クラブが成立するというやり方です。クラブ活動掲示板には、クラブの活動内容、タイムスケジュール、持ち物等が告知されています。

クラブ掲示板
クラブ掲示板
クラブ活動年間予定表
クラブ活動年間予定表の例
クリックすると別ウィンドウで開きます。

教師の役割は活動の見取り

クラブ活動の振り返りも、子供たちが行います。活動の振り返りとして子供はクラブノートをつくり、頑張ったことなどを書き、顧問の先生にそれを渡します。教師の役割は、子供の頑張りを見取り、記録することです。

教師は、特別活動の3つの視点で示されている資質能力が育っているかを見取ります。

文/東京都公立小学校校長・清水弘美

『教育技術 小五小六』2019年6月号より

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