異年齢集団活動で子どもが伸びる!~児童会活動と縦割り活動

高学年は、児童会活動と縦割り活動における異年齢集団活動をしっかりと進めていきましょう。具体的な活動のしかたについて解説します。

執筆/福岡県公立小学校教諭・野口博明

異年齢集団活動の開始~児童会活動と縦割り活動~

異年齢集団活動とは

学年や学級が異なる子供とともに楽しく触れ合い交流を図るもので、児童会活動だけではなく、教科の時間や休み時間などでも可能です。

異年齢集団活動の魅力

リーダー性の育成
高学年へのあこがれ
高学年が先生になる
新たな活動への展開

異年齢集団活動で育成する資質・能力

  • 異年齢集団活動の計画や運営、交流の仕方などを身につけるようにする。
  • 異年齢集団で楽しく触れ合ったり、協力して活動に取り組んだりすることができるようにする。
  • 異年齢集団に主体的に取り組み、学校生活の充実と向上を図ろうとする態度を養う。

代表委員会活動での異年齢集団活動

代表委員会の話合い活動は、学年の異なる代表者で組織されます。6年生の代表委員や司会者は、下級生のことを考えながら、話合いを進めるようにしましょう。

また、中学年と高学年の座席を隣り合うようにして、中学年の代表委員にアドバイスをしましょう。

委員会活動での異年齢集団活動

運動委員会
図書委員会
新聞委員会

児童会集会活動での異年齢集団活動

縦割り玉入れ集会
縦割りで芋づくり

縦割りイベント集会(児童会集会活動)

委員会イベント集会とは、委員会活動の組織を使い、委員会単位の企画を縦割り班で楽しむものです。委員会が企画したイベントには、次のようなものがあります。

委員会が企画したイベント

縦割り班の工夫

【事前の活動】
  1. 事前に1~6年生で縦割り班を編成します。
  2. 班ごとの顔合わせをします。
    ・自己紹介 ・班の名前 ・班番号確認
    ※名札に班番号のシールを貼ります。
【集会当日の活動】
  1. 各班の高学年を2つの班に分けます(イベントを運営するため)。
  2. 集会を前半後半の2部に分け、高学年が途中で交代します(縦割り班の引率、イベント運営)。

縦割り活動班における異年齢集団活動

異年齢集団活動のめあて

  • 上級生は、主体的に役割を担いながら下級生に優しく接することができる。
  • 下級生は、ルールと上級生の言うことをしっかり守り、活動を楽しむことができる。

縦割り班の構成

◎構成例(A~Pは班)

縦割り班の構成例

縦割り班活動の年間計画(例)

縦割り班活動の年間計画(例)

イラスト/北澤良枝

『教育技術 小五小六』2020年7/8月号より

学校の先生に役立つ情報を毎日配信中!

クリックして最新記事をチェック!

学級経営の記事一覧

雑誌最新号