キャリアパスポートの内容と活用ポイント
キャリア教育の充実を図るためにスタートした「キャリアパスポート」。活用のポイントを紹介します。
執筆/福岡県公立小学校教諭・中村雅司
目次
キャリアパスポートの目的
子供にとって
自らの学習状況やキャリア形成を見通したり、振り返ったりして、自己評価を行うとともに、主体的に学びに向かう力を育み、自己実現につなげるものです。
教師にとって
子供のその記述をもとに対話的にかかわることによって、児童生徒の成長を促し、系統的な指導に資するものとなります。

キャリアパスポートの構成
①年度はじめ
なりたい自分、1年間の目標を設定する。
②年度途中
学習や学校生活の様子を記録する。
③年度終わり
成長の振り返りを記録する。
- 各学年、最大で5枚(10ページ)
- 「年度はじめ」「年度終わり」は、学級活動(3)に位置づけることができます。