コロナ禍でもみんなで楽しく音楽授業♪ 低学年のボディパーカッション・レッスン

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コロナ禍で、楽器の演奏や歌唱などの音楽活動が制限される中、3密を避けながら、低学年でも音楽を楽しめる「ボディパーカッション」の指導法を紹介します。学年末の学習発表会の題材としてもおすすめです。

監修・ダンス指導/九州大谷短期大学教授・山田俊之

低学年のボディパーカッション・レッスン

楽器がなくても、歌唱が苦手でも楽しめる

「ボディパーカッション」とは、体全体を打楽器(パーカッション)に見立て、リズムを奏でる音楽のことを言います。「体=ボディ」+「太鼓=パーカッション」の造語です。「パン!」(手拍子)、「タン!」(お腹をたたく)、「パチン!」(膝をたたく)、「トン!」(胸をたたく)など、さまざまな音の表現が楽しめます。楽器がなくても、楽器演奏や歌唱が苦手でも楽しめるため、小さな子供たちでもすぐに始められると人気を集めています。

また、数人集まれば、複雑なリズム・アンサンブル(合奏)も楽しむことができるため、学年末の学習発表会などにもおすすめです。練習した成果をみんなの前で発表する喜びや、協力することで学級が一つになる楽しさを、ぜひ、クラスみんなで味わってください。今回は、低学年でも楽しく実践できる基本のリズム遊びを紹介します。これまで、朝の会や帰りの会、学級会・学習発表会、ゆとり活動などで行ったものです。

まずは、基本的なリズムを紹介しますので、これをしっかりとマスターしたうえで、具体的な実践に取り組んでみてください。

ボディパーカッションの魅力

・ 自分の身一つあればよいので、楽器や道具などの準備がいらない。
・ 楽器演奏や歌唱に苦手意識をもっている子供でも、楽しく活動できる。
・ 小さな子供でも、すぐに始められる。
・ 自分自身の体でリズムを表現するので、リズム感が自然に身に付く。
・ 複数で取り組むことで、アンサンブルの基礎が、感覚的に身に付く。
・ リズム学習やリズム表現により、記譜力、読話力、創作力が高まる。
・ 活動を通して一体感が生まれるので、学級づくりに適している。
・ 見ている人も楽しい気分になるので、発表会などに適している。

基本のリズム

(1)まずは向かい合って・・・

まずは向かい合って・・・

教師は、子供たちと向かい合うように立ちます。子供たちに向かって、「み・な・さん・(ウン)」と、リズムを刻みながら、大きな声で呼びかけます。これに対して、子供たちは教師と同じリズムで、「なん・です・か・(ウン)」と元気に応えます。最後の「ウン」は、子供たちが応答しやすいように1拍休みにします。

(2)徐々にコール&レスポンス

徐々にコール&レスポンス

次に、教師は、「こんな・こっと・こんな・こっと」「でっき・まっす・か・(ウン)」とリズムをとりながら、子供たちに、2小節で1まとまりの問いかけをします。 教師の問いかけに対して、子供たちは「こんな・こっと・こんな・こっと」「でっき・まっす・よ・(ウン)」と返します。その際、手拍子を添えてみましょう。ウンでは手拍子も休みます。

(3)慣れてきたら・・・

①お腹をたたく②膝をたたく③足踏み④ジャンプ

問答形式でリズムが打てるようになってきたら、7つのパーツでもリズムを刻んでみましょう。1小節で「タン(打つ)・タン(打つ)・タン(打つ)・ウン(休む)」と3回たたく練習をします。教師の後に、子供たちも続けます。

⑤お尻をたたく⑥肩をたたく⑦脛をたたく⑧胸をたたく

指導のポイント

・最初は簡単なリズムから入る。
・慣れるまで、簡単なリズムを何度も繰り返し練習する。
・8拍目は応答しやすいように、休みを入れる。
・全員が無理なくできる組み合わせで行う。

組み合わせて練習してみましょう!

2小節(8拍)に挑戦です。まずは「手拍子+4パーツ」に挑戦してみましょう。

「腹 手 腹 手」「腹 手 手 ( ウン)」

「膝 手 膝 手」「膝 手 手 ( ウン)」

「足踏み 手 足踏み 手」「足踏み 手 手 ( ウン)」

「ジャンプ 手 ジャンプ 手」「ジャンプ 手 手 ( ウン)」

実践1 2パートに分かれてアンサンブルに挑戦!

「レッツボディパーカッション」を演奏してみよう!

レッツボディパーカッション構成表

実践2 3パートに分かれてアンサンブルに挑戦!

「モグラ・ストンプ 」を演奏してみよう

モグラ・ストンプ構成表

ダンス実演/ 福岡県筑後市立筑後北小学校のみなさん  イラスト/浅羽ピピ 取材・文/青木真理(「教育技術」編集部)

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