小3算数「かけ算」指導アイデア(2/9時)《ロッカーの数はいくつあるか》
執筆/新潟県公立小学校主幹教諭・榧根浩
編集委員/文部科学省教科調査官・笠井健一 、新潟県公立小学校校長・遠藤昇
目次
本時のねらいと評価規準
〔本時2/9時〕
ねらい
ロッカーの数を数え、かけ算九九の表を想起しながら番号を付けていく活動を通して、乗数と被乗数が入れ替わっても積は同じになることを理解する。
評価規準
一見不規則に並んだコインロッカーの番号からロッカーの数を手がかりに、九九表を想起できる。
問題
コインロッカーの数はいくつあるかな。
ロッカーの番号は、順番に並んでいないね。
でも、下のほうに行くと、だんだん増えていっているよ。
何かきまりがありそうだね。
「場面 1」「場面 2」「場面 3」と順番にロッカーの絵を提示することで、子供たちにロッカーに記入されている数字の秘密に目を向けさせていく。そして、■の場所に、その数字を入れていく。
学習のねらい
コインロッカーの番号は、どのように付けられているのかな?
見通し
何を調べてみたいですか?
ほかのロッカーの数を数えてみると、何か分かるかもしれない。
例えば、このロッカー の番号はいくつかな。
数えると7個あるから、7番だよ。
こういうときは、3×4だから12個だよ。
自分たちで、いろいろなロッカーの並び方を決めて番号を決めてみよう。
本時の子供のノート例
イラスト/小沢ヨマ 横井智美
『教育技術 小三小四』2019年4月号より