学習規律と自然の事物・現象への直接体験とのバランスを意識しよう 【理科の壺】


理科なので、子どもたちにはいろいろな自然の事物現象に触れてほしいし、自分たちで問題を解決する主体性をもった取り組みもしてほしい。でも、何でも子どもに委ねたら学級でやっているにもかかわらずバラバラになってしまう可能性があります。学習規律と自然の事物・現象に直接触れることとのバランスが必要ということです。私たちは、どこまで子どもたちをまとめればよいのでしょうか。そこには先生の声掛けに工夫がありそうです。さてどのような方法があるのでしょうか。優秀な先生たちの、ツボをおさえた指導法や指導アイデア。今回はどのような “ツボ” が見られるでしょうか?
執筆/筑波大学附属小学校教諭・志田正訓
連載監修/國學院大學人間開発学部教授・寺本貴啓