健康管理は日常の良い習慣から! 特別支援学級の自立活動(健康の保持)を、歯みがき指導で実践しよう

今回は特別支援の自立活動「健康の保持」指導の一例として、歯みがき指導の授業実践を紹介します。触覚過敏があると、歯みがきを口に入れることに抵抗があります。また、ボディーイメージが身についていないと、口の中は肉眼では見えないため、不安が先行してしまったり、歯ブラシを上手に動かせなかったりします。そのような場合は、鏡を使いながら歯みがきに取り組むと、安心して取り組むことができます。子どもたちの実態に合わせて、指導の仕方を工夫する必要があります。歯みがきに対して、前向きな気持ちで取り組むことのできるよう、支援をしていきたいものです。
【連載】「はじめに子どもありき」の特別支援学級 〜自立活動編〜 #06
執筆/埼玉県公立小学校教諭・奥山 俊志哉