「ふり返りカード」の活用のポイント

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次の活動につながるような「ふり返りカード」の活用のポイントを紹介します。自分・友達・クラスのよさを見付けましょう!

執筆/東京都公立小学校主任教諭・東 奈奈子

ふり返りカードを活用しよう

話合い活動の最後に、自己をふり返る時間は大切です。また、友達やクラスのよさを認め合い、改善点を明らかにすることで、次の活動がよりよいものになります。

①自分の成長に気付こう

自分のがんばりについて自己評価します。ふり返る視点をチェック項目にすることで、「何ができたのか」をしっかり判断することができます。繰り返すことで自己評価する力も高まります。

②友達のよさを認め合おう

学級会の最後に、「今日のキラリ」「今日のMVP」など、友達のよさやがんばりを発表します。ネーミングの工夫もポイントです。最初は「たくさん発言した」「司会さんががんばっていた」というよさに偏りがちですが、回数を重ねていくと変化していきます。

友達のよさが見付けられず、困っている場合は、視点を与えることもおすすめです。

友達のキラリポイント

  • 司会グループのよかったところ・がんばっていたところ
  • 司会グループを助ける発言をした友達
  • 初めての発言や新しい意見を出した友達
  • みんなのために意見を譲ったり、変えたりした友達
  • 友達の思いや発言を大切にした友達
  • 議題・提案理由・学級目標を意識した発言をした友達

③クラスのよさを認め合おう

友達のよさを認め合い、クラスの成長に気付くことで、よりよい学級をつくっていこうという思いが生まれます。さらに、回を重ねていくことで、前回の学級会と比べてよかった点や次回に向けての改善点についても、自分たちで気付くことができるようになります。

集会のふり返りをしよう

学級会でみんなで決めたことを、みんなで準備し、みんなで集会を実践する。そして最後に、「ふり返る」ことが大切です。自分たちの活動をふり返ることで、「みんなでやって楽しかった」「友達に『すごいね』とほめてもらった」など、前向きな意見がたくさん出ます。自分たちでつくり上げた自信や達成感、友達に認められることで得られる自己有用感など、得られるものはとても多いです。また、「次の集会も楽しみだな」「学級会でがんばりたいな」など、次の意欲にもつながります。

「ふり返り」の方法として、最初は、教師がどうだったかを、聞くことからスタートするとよいでしょう。

慣れてきたら、ふり返りカードを活用したり付箋紙などの小さな紙を用意したりして、集会後に書きます。

小さな紙は、コピー用紙に貼って学級だよりで紹介したり、掲示したりすることもできます。その際に、朝の会や帰りの会で紹介し、全員で共有できると効果も高まります。

ふり返りの時間を充実させ、互いのよさを認め合い、子供たちが意欲的に取り組む学級活動をめざしましょう。

イラスト/佐藤雅枝

『教育技術 小一小二』2022年2/3月号より

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