漢字の「ミスバチ迷路」〈ワークシート付き〉福山憲市の時短学習のススメ①

連載
福山憲市の時短学習のススメ<ダウンロードOKワークシート>

元山口県公立小学校教諭

福山憲市
〈ワーク連載〉
驚くほど力が付く!
福山憲市の時短学習のススメ

今回は、間違った答えに進むとミスバチに出会うという「ミスバチ迷路」です。自分で、答えを確認し、やり方の再確認ができるので、楽しく自分で学習ができるプリントです。4月のスタート時期、「学びの花」「心の花」を咲かせるきっかけにしてください。

(写真)
福山憲市

執筆・イラスト 福山憲市
元山口県教員、響師・響志の会主宰、教師歴38年。学び集団ふくの会・ミスを活かす子供たちを育てる研究会主宰。『作文指導のネタ事典』『自主学習システム&ノート作成法』(明治図書出版)など著書多数。

自分で確認ができる「ミスバチ迷路」!

今回紹介する「ミスバチ迷路」は、解いた問題の答えを自分ですぐに確認ができます。間違った答えに進むと、ミスバチに出会います。たったそれだけです。

解いた問題が当たっているかをその場ですぐに確かめることで「見直し力」が身に付きます。

「先生、すぐに答えの確かめができるので、できたかどうかが分かって楽しいです」

「すぐにやり直しもできるので、どこをミスしていたかも分かって勉強になります」

「どこを間違ったかが分かるので、次はミスすることが少なくなると思います」

「ミスバチ迷路」を通して、

  • 自分で、答えを確認し、やり方の再確認をする。
  • 間違っていたら、その場ですぐにやり直しをする。
  • 時間に余裕があるときは、プリントに色を付ける。

中には、友達と一緒に楽しく「ここ、ミスしやすいから気を付けないとね」。

そんな言葉を交わしながら、楽しく問題に臨むのです。

国語の「ミスバチ迷路」を、友達に分かりやすく説明しながら解く子が生まれます。その姿を、うんと褒めます。

友達に、分かりやすく親切に教えてあげる。この姿を「心友」と言っています。

4月スタートから、子供たちの「学びの花」を咲かせると同時に、「心の花」を咲かせるきっかけになる短時間学習です。

作成も簡単です。いろいろ作成してみてください。

ぜひ、いろんな学習の場で「ミスバチ迷路」を試してみてくださると嬉しいです。

国語プリント
自分で確認ができる「ミスバチ迷路」

構成/浅原孝子 

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