保護者会をスムースに進行するための工夫3つ

保護者会をスムースに進行するためにできる工夫を紹介します。

執筆/東京都公立小学校教諭・谷平真佑子

保護者会 スムーズな進行のためのひと工夫
イラストAC

黒板に書いておくこと

保護者会直前、黒板には保護者会の流れや時程を書きます。細かく書く必要はありませんが、大まかに示すことで、保護者から一言ずついただく場合も、保護者に事前に考えてもらうことができます。また、忙しい中来てくださっている保護者への感謝の一言を書いておくとよいでしょう。

机上に置いておくもの

保護者会では、基本的には机をコの字型にして行います。ただ今年度は、対面や密になることを避けるため、そのまま前向きで行っています。机の配置はそれぞれのやりやすさや目的別にするとよいでしょう。

机上には、保護者が自分の子供の机を探すときに困らないように、名札などがあるとよいでしょう。座席表を貼り出すのもおすすめです。

私は机上に、子供の名前が書かれた名札を置きます。子供たちに紙を配り、四つ折りにさせ、間二つに自分の名前を書かせます(下図)。周りに絵や色を塗らせてもよいでしょう。

それを組み立てて置いておけば、保護者も自分の座る所がひと目で分かります。資料も子供に配付し、名札の下に置かせます。これで保護者が資料を取る手間もなくなります。

子供の名前が書かれた名札

また、名札を組み立てたときに下になる部分(上図の上の名前の書かれていない所)には、保護者へのメッセージを書かせておくこともよいでしょう。保護者がちらっと見たときに、微笑んだり楽しくなったりするかもしれません。

保護者を盛り上げる

保護者会では、教師が一方的に話すのではなく、できるだけ相互に話したり活動したりする時間をつくることを意識しています。

年度終わりの保護者会であれば、子供の一年間の様子をふり返り、自分の子供ががんばったところや成長したところを保護者同士で伝え合ったり、全体で発表してもらったりしたいものです。

自宅で子供とコミュニケーションをとるきっかけづくりとして、クラスで流行している簡単な遊びを紹介するのもよいでしょう。

話合いや簡単なグループワークで使用する裏紙を用意しておくといろいろ使えて便利です。話合いの時間は長くとりすぎずに「30秒ごと」と区切る、「伝えることは二つ」といったように限定的にします。また「聞く人は笑顔で聞いてください」などとおもしろおかしく言えると、場も和みます。

保護者会の中で、一つや二つはその場にいる人たちが笑える話や要素を準備しておくと、自分自身も緊張せずに進めていけるでしょう。

イラスト/山本郁子

『教育技術 小三小四』2021年2月号より

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