【小3小4】どの子も取り組めるようになる読書週間の活動例
多くの小学校では、学期に一回、読書週間が設けられています。普段の国語や図書の時間でも読書活動を行っていますが、読書週間は、特に読書活動を促すよい機会です。本自体が苦手な子供や、読む本の種類に偏りのある子供など、読書指導の悩みごとは、さまざまあると思います。本を読ませるため、どんな声かけや取り組みがよいのかを紹介します。
執筆/東京都公立小学校主任教諭・小田友美
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目次
①いろいろな本を読んでほしい!「読書ビンゴカード」
さまざまな分類番号の本を読み、読んだらスタンプやシールなどで印を付け、ビンゴがいくつできるかゲーム感覚で取り組むことができます。
②たくさんの本を読んでほしい!「読書貯金」
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読書記録カードに本のページ数を書く欄を設け、読んだページ数を貯めていきます。あらかじめ、合計ページ数のめあてを決めて取り組みましょう。
③じっくり本を読んでほしい!「読書クイズ」
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一人1 冊、クイズを出す本をよく読みます。本の内容からクイズを考え、クイズカードに書きます。クイズカードは本の後ろのページに挟みます。別の友達がその本を読み、出題者にクイズの答えを伝えます。クラスや学年だけでなく、全校の取り組みとして行ってもよいですね。
イラスト/山本郁子
『教育技術 小三小四』2020年11月号より