ソーシャルディスタンスを保ちながら体育を楽しむ方法【動画】

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となりの陽子先生:現場で口頭伝承される技をミニ動画でみんなにシェア
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東京都公立小学校教諭

佐々木陽子

新型コロナ感染対策として、小学校の体育の授業でも子供同士の距離をとるよう求められていますが、とくに低学年はそれがなかなか難しいですね。そこで、ソーシャルディスタンスを保ちながら楽しめるアクティビティのアイデアについて、佐々木陽子先生がシェアします。

1. フープを使って楽しく距離を確保

今回は、「フープ」を使って体育を楽しんでいきたいと思います!

はじめに、下の写真のように、フープをコート一面に間隔を開けて置きます。

四角い枠の中にフープをランダムに敷きつめて、枠の外で子供たちを待機させておきます。

ここから、「だるまさんがころんだ」をします。

「だ〜るまさんがこ〜ろんだ」のかけ声とともに、子供たちは四角い枠の中に入っていきます。

そして、ストップします。

また「だ〜るまさんがこ〜ろんだ」で進んでいきます。

これを何度も繰り返し、自分の好きなフープの中に入ります。(フープは1人につき1つ。)

子供たちが全員フープに入ったら、そこで「だ〜るまさんがこ〜ろんだ」は終了です。

このように、「全員が1人1つのフープに入る」という簡単なルールで、それぞれ好きな所に向かっていき、フープに到達したらその場に座る、というのが最初のアクティビティです。

フープに向かって「だ〜るまさんがこ〜ろんだ」
好きなフープに向かって「だ〜るまさんがこ〜ろんだ」

2. その場で運動!

次に、先ほどのアクティビティで決まった「自分のフープ」を持って、その場でフープを楽しみます。

フープを普通に回したり、1分間など時間を決めて一斉にフープで前跳びをしたり、輪の中をくぐったり、フープを使っていろいろと楽しめます。

各自その場所でフープで体操をして楽しむ!
距離を保ったまま運動できる!

3. その場で「チーム戦」!

最後は、チーム戦でボールを使ったゲーム遊びをします。

チームは、今回のイラストの例では、赤と青のフープで色分けしています。

各自持っていたフープを下に置いて、フープの中に立ちます。

はじめに、チーム内でボールを回す順番を決めておきます。

スタートの合図で両チームともボールを1番から順にパスしていき、キャッチした子は座ります。

先に全員座ったチームが勝ちです!

順番に「キャッチしたら座る」を繰り返していくと全員が座れますが、ボールを受け取っていない子は立ちっぱなしになっているので、立っている子がいる限りゲームは終了できません。

回せなかったら、頑張って全員に回せるように大きくボールを投げて渡していきます。

先に全員座ったチームが勝ち!
距離を保ったままでもチーププレイができる!

道具で距離を保つのがポイント

このように、フープ1つでも工夫次第でゲームもできていろいろ遊べます。

特に低学年は、人と人との距離をとるのがとても難しいので、このような「フープ」や「なわとび」などの道具を使うと、無理なく距離を保ちながら楽しく運動できると思います。

ぜひ、みなさんもやってみてくださいね!

道具を使い距離を保って運動すれば

活動やお互いの距離が制限される中でも、道具を使った一工夫で子供たちものびのび体育が楽しめそうですね! とくに低学年をお持ちの先生方、体育の授業で取り入れてみてはいかがですか?


佐々木陽子先生
佐々木陽子先生

小学校教諭。著書に『クラスがまとまる!小学1年生学級づくりのコツ』(ナツメ社)、『子どもの心をガッチリつかむ!とっておきの教室トーク&学級経営ネタ60』(明治図書出版)ほか。一児の母。

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