小２特別活動「かかりはっぴょう会をしよう」指導アイデア

文部科学省教科調査官監修による、小２特別活動の指導アイデアです。2026年１月は、学級活動(1)「かかりはっぴょう会をしよう」の実践を紹介します。これまでの係活動の工夫や成果を伝え合い、よさを認め合うことなど「かかりはっぴょう会をしよう」での活動を通して、他の係の活動の工夫を参考にしたり、次の学年の活動へとつなげたりすることを目指します。

執筆／神奈川県公立小学校教諭・田中潤也
監修／文部科学省初等中等教育局教育課程課教科調査官・和久井伸彦
　神奈川県公立小学校校長・小堤紀子

年間執筆計画

本議題にいたる学級の状況

年度初めに「得意なこと」「やってみたいこと」を係につなげたり、きょうだいや上級生にどのような係活動があるとよいかをインタビューして係を決めたり、友達と協力して学級生活をよくするために活動してきました。ある子供から、上級生が所属するクラブ活動の発表に向けて頑張っている様子を見て、自分もクラスで係の発表をしたいとの提案がありました。年度末に向けてこれまでの係活動の取組や成果を発表し合い、他の係の活動の工夫を参考にしたり、互いの頑張りを認め合ったりすることで学級がより楽しく豊かにつながると計画委員会で考え、本提案を学級会の議題として選定し、全員で決定しました。

事前の活動