通知表・指導要録・引継ぎ資料の作成を開始しよう|新任教師のための学級経営講座 #13

初めて学級担任になった新任教師にとって、「学級経営」は不安なもの。そこで、学級経営の基本が学べる連載をお届けします。毎月の準備や進め方などをその月の学校行事なども絡めながら紹介。鳥取県の公立小学校で、若手教師の育成に尽力してきた友定章子先生が、新任教師でも分かりやすいように解説します。今回のテーマは、授業観察です。
執筆/元鳥取県公立小学校教頭・友定章子
目次
はじめに
月日が流れるのは、本当に早いもので学年末まであと1か月です。ここからは、子供たちとの1年を振り返りながら、学年のまとめとして指導の記録や引継ぎの書類を作っていきます。
修了式(6年生なら卒業式)までにすべての書類を作成しておく必要があります。つまり、日程的にとてもタイトだということです。だからこそ見通しを立てて、計画的に進めなければ間に合いません。がんばっていきましょう。
2月に入ったら、学習の進度や副教材、テスト等の購入したものが予定通りできているかを確認します。計画通りだから大丈夫と考えていても安心できません。この時期は、インフルエンザの流行等、突然の学級閉鎖などが発生しやすいものです。教師である自分自身の体調管理にも気を付けて、少し余裕をもって計画を立てることが大事です。
3学期及び1年間の評価としての通知表作成

3学期の通知表は、3学期の学習内容について評価するのが本来ですが、1年間を通した評価としての意味もあります。評価基準については、各学校で確認しながら作成しましょう。
1学期、2学期の所見に書いた内容と同じではなく、多面的に評価していることが分かる所見を考えましょう。指導要録の評価とも関連させながら、一人一人の子供の様子を振り返り、何ができるようになったのか、何が課題なのか具体的に書き出してみることをお勧めします。後述する指導の引継ぎ資料にもなります。
【例】
算数:計算問題◎、文章題の立式△、面積の単位換算△
体育:水泳◎、幅跳びやハードル〇(※踏切りのタイミング△)
